シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

オーディオ

X-03SE + G-03X 周波数選択

X-03SE に外部クロック G-03Xを繋いで聴きこんでいる。これまでCD基準の44.1kHzで試聴してきたが、周波数をアップしてみよう。実は2倍、4倍の周波数になるに従い、ある傾向が先入観として持ってしまっている。それは承知で客観視に努力するしかない。CDの入…

X-03SE + G-03X

X-03SEの話題はまだまだ続く。 X-03SEにこれまでの対策を全部ぶっ込んで昇華させた結果、往年のジャバニーズ・クールサウンドが出てきた。これはバブル期を含め、贅を尽くした物量で攻め倒した1990年頃までの日本の音だ。諸外国ではまったく受け入れられない…

X-03SEを昇華する その2

前回で満足できる音が出ているので、後は何もする必要が無い。それでもSA-11S2のときは、色々とお化粧をしていたのでそれもやっておこう。アコリバのグラウディング・コンディショナーRGC-24や防振プラグIP-2Q、電源ケーブルインレットのスパイク固定などだ…

X-03SEを昇華する

X-03SEを自分の部屋に調音することで、この機器本来の実力が出せたと思う。でも純正の足を避けて、底板から黒檀のスパイクで支えるのは本来の音ではないのでは・・そんな声もありそうだ。経験上、この音は良質な木製ボードに直接置いた素性に近いものであろ…

管球式グライコ・キットの不調

年末だというのに、連日X-03SEの調整が続いている。今日も昨日の結果を再確認しようとしたら、右チャンネルから音が出ない。この場合、接続のゆるみが多いので慌てずチェック。ところがどこにも接合に不備が無い。プリ周辺が怪しいとあれこれ探ったところ、…

X-03SEを調音する その2

あれからまだハイバランスな音を分析的に試聴している。そもそも、SACDプレーヤーが変わっただけでf特バランスが変わるはずがない。しかしそう聴こえるということは、セッティングに問題があるのだ。先日、アコリバRKI-5005で改善したが不十分である。今の…

カーペットの新調

新年に向けて、限界が来た居間のカーペットを新調しよう。前回更新したのは2018年の暮れだった。ということは5年も使ってきたことになる。 オイラは安物しか買わないので、2畳タイプ2千円ほどだ。そんな安物でも5年間の使用に耐えたのである。もはや起毛はぺ…

X-03SEを調音する

いや~X-03SEの質感は素晴らしい。以前使ったP-50Sは武骨な金庫の様相だった。工作機械のような作動音も静かだ。トレイが停止する寸前に速度を落とす芸がニクイぞ。 さて、素性を見るために耳タコCDを幾枚か聴いていたら肝心なことを思い出した。このSACDプ…

X-03SE 我が家へ

SACDプレーヤーが更新され、掘り出し物のエソX-03SEが我が家にやってきた。オーバーホール後でもあり、まるで新品のような梱包である。本品を2重箱から出して、3重の包装を剥がす・・まるで重要文化材でも運んできたようだ。そして実物を手に取り、小振りな…

SACDプレーヤーの更新 その2

眼の前に現れたのは、エソテリックのX-03SEだ。背面を見ると2006年製とある。17年も前の商品だがまったく傷も無く、まるで新品のようである。 X-03SEは、現在の丸みを帯びたデザインになるKシリーズの前であり、オイラが持つマランツSA-11S2と同時期の商品で…

SACDプレーヤーの更新

久しぶりの大物更新である。CECのCDトラポの導入以来の主要機器変更だ。 現状、使っているのはマランツのSA-11S2で、隣町のショップで展示品処分だったものを、同じく展示品処分のエソテリックG-03Xとセットで購入したものだ。本来、いきなり外部クロックと…

過去のケーブルを整理する

師走の行事としてボチボチ掃除を始めよう。今年は納戸に眠った過去のケーブルを思い切って整理することにした。 40年近くもオーディオをやっていれば、とっかえひっかえしたケーブルが山となっている。今でも調整で交換したりするものは居間の棚に保管し、め…

仮想アースは1台?

季刊オーディオアクセサリー誌191号で、評論家の福田雅光氏が仮想アースはシステムに1台がベストであると言った。この発言は月刊stereoの2022年9月号でも「オーディオの新常識」でも触れている。これは心穏やかではない。というのは、メーカーの提灯持ちなら…

季刊・オーディオアクセサリー 191号

久しぶりに本誌を購入した。理由が無い限り、もはやオーディオ雑誌を買うことは無い。懇意の店で読めば済むのだから。今回は、ティートック・レコーズの新しいサンプラーCDが付録になっているので買う気になった。 ティートック・レコーズのサンプラーは4回…

DALI・メヌエット

ダリはデンマークのスピーカー専業メーカーで、設立から40年の歴史を持つ。中でも、コンパクト2ウェイのメヌエットは30年に渡って引き継がれてきた。それは、よくあるシリーズの最下位機種という位置付けではなく、30年間で単独4回に渡る意匠替えをしてきた…

Royd Sapphire

ロイド・オーディオ社は1980年に設立して、創業者のジョー・アクロイド博士が逝去したことで廃業となる。いわゆるワンマンの典型的なガレージメーカーであった。したがって、発表されたスピーカーも少ない。 そんなロイド社のサファイアという中古スピーカー…

アイテック再び その2

前回の続き。エソの外部クロックには現在、オーディオリプラスのクリスタルにfo.Qのスペーサーを合わせたインシュレーターを使っている。これは以前、アイテックのΛ8.24 The Professionalを導入したとき、アレコレ変更してベストに落ち着いたものだ。あれか…

アイテック再び

アイテックのオーディオアクセサリーは結構使っている。 現在、DACにΛ8.24 for Digital、トラポにΛ8.24The Professional、電源コンセントのデジタル系とアナログ系に分けてΛ5.36を2台使用中だ。今まで導入のたびにレビューしてきたが、今のシステムの音を構…

バブル時代の国産スピーカー

バブルで日本が湧いていた頃、オイラはオーディオに趣味として向き合うようになった。あの頃は家電量販店でもオーディオコーナーがあって、多くの国産スピーカーを試聴させてもらった。 当時は故・長岡鉄男氏の評価も絶好調で、スピーカーの選択に舶来品は無…

バング&オルフセン(B&O)

B&Oは1925年にデンマークで操業された老舗のオーディオブランドだ。 その商品展開は、自社の考える高音質を追求する他の会社とは大きく異なり、音質の高度化と共に類のないハイセンスなデザインを融合するラグジュアリーオーディオの世界だ。ゆえに、多くの…

オーディオ マシーナ CRM-X

隣町のショップに、表題のレアなハイエンドスピーカー(中古)が入ってきた。 オーディオ マシーナの商品を直に見るのは初めてだ。以前、雑誌で黒い宇宙人というか一つ目小僧のようなスピーカーを見て、「けったいなデザインだなあ」と思ったメーカーである…

WE 16GA + アコリバ SPC-AV その2

WE 16GAにバイワイヤーアダプターを介してSPC-AVを繋いだ続きである。 記事をアップした時期とは合わないが、あれから2週間ほど経過している。連日音出しをしてすっかり馴染んだようだ。大変良い状態で音質が安定している。 当初、SPC-AVの単線としての個性…

WE 16GA + アコリバ SPC-AV

メインのSPケーブルをWE 16GA(復刻版)に変えてから1年近く経った。このビンテージケーブルの魅力は十分に味わったと思っている。後に「音の焦点」についてアドバイスをくれた御仁もおられたが、短くして音が柔らかくなる方向は今望んでいない。 いつかは試そ…

JBL TS8000

隣町のショップにJBLのTS8000という中古スピーカーがある。こいつは実にお買い得だ。 仕様や中古相場は検索してもらえれば分かるだろう。実物は大変美しい外観で、エベレストのデザイナーが手掛けている。正面からの見た目に反して奥行きがとても浅いので、…

懐かしのゴトウ総合音響

NESPAの記事を書いていてゴトウ総合音響を懐かしく思いだした。 オーディオに駆け出しだった頃、誌面でとてもインパクトのある広告を出している店があった。平成7年前後はそんな個性的なオーディオ店を行脚しており、その一つに名古屋のゴトウ総合音響があっ…

試聴会の目的 その2

前回の予告通り、エアータイトの試聴会へ赴いた。(2023-9-9 試聴会の目的 参照) ちょうど12時に到着してしまい、いくらフリー試聴会とはいえ担当者の昼休みに聴くのはマナーが悪い。1時間待ってからいつもの耳タコCDを聴かせてもらった。その構成は予告の…

太陽光で音質改善? その3

NESPA処理と太陽光にさらす音の違いを確かめるため、新たに中古CDを用意した。プレイズ、アンヌ・ドゥールト・ミキルセン、ベス・ニールセン・チャップマンの3枚で、いずれも以前試聴に使っていたもの。盤面のチェックをすると、問題ないと思いきやベス・ニ…

太陽光で音質改善? その2

30分ほどCDの信号面を直射日光にさらし、未処理のCDと比較する。対象ディスクはシンシナティ・ポップ・オーケストラのBOND AND BEYOND 高音質盤として誌面でも紹介されたものだ。 さらしたCDの方が音がハッキリ、クッキリして聴こえる。中低音がダマにならず…

太陽光で音質改善?

ユーチューブでオーディオ検索すると、CDを太陽光にさらして劇的な音質改善ができると断言している御仁がおられる。 一般的に光学ディスクは紫外線を禁忌とする。長時間車内で剥き出しのCDが、読取り不可能になったりするのが良い例だ。このヤバイ光を用いて…

試聴会の目的

懇意のショップで久しぶりに試聴会が行われる。メーカーはエアータイト(A&M)で、以前もやったので記憶に新しい。(2018-10-15 A&Mの試聴会 参照) あのときは時間指定の一般的な試聴会であったが、今回はフリー試聴である。この方が敷居が低く、自分の満足…