シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

SACDプレーヤーの更新 その2

 眼の前に現れたのは、エソテリックのX-03SEだ。背面を見ると2006年製とある。17年も前の商品だがまったく傷も無く、まるで新品のようである。

 X-03SEは、現在の丸みを帯びたデザインになるKシリーズの前であり、オイラが持つマランツSA-11S2と同時期の商品である。当初X-03として発売されたが、たった1年でSEが付いた豪華仕様に変更された。これは羨望の趣味人、バズケロさんのハーベス部屋で活躍している機器だ。本機に注目したのは、エソがまだガチっとくる音がしていた時代の商品であり、現用の外部クロックG-03Xとデザインが整合している点にある。ただ、本来なら駆動系のSACDプレイヤーは中古を避けたい。しかし本品は入荷するとき、ベルトの劣化によるトレイの開閉不良を修理するとともに、ピックアップの交換やオーバーホールが施されている。リモコンは新品だ。マランツとは違うなあ・・

 オイラはさっそく本機について調べた。ほとんどの望む項目をクリアしているし、中古価格も良心的だ。唯一気になったのは、商品解説で外部クロックの接続はG-0やG-0Sといった超高級クロックが案内されていることで、リーズナブルなG-03Xが同期するのかだ。商品を商談中にしてもらい、メーカーに確認を取ると、むしろG-03XはX-03SEの格に合わせて後発した商品という事であった。

 これで決心がついた。中古品は一点ものなので、即決しなければならない。以前、X-05の上玉が中古で出たとき悩んでいたらすぐ売れてしまったのだ。これで、11年半使ってきたSA-11S2との別れとなった。 さあ、11年半ぶりの更新だ!