オイラはゲームをしない・・と、何度か書いたことがあった。しかしそれは近年になってからのことで、昔はそれなりに熱中した時代もあった。
いわゆるTVゲームのカテゴリーでいえば、初めて接したのはブロック崩しである。それと、インベーダーゲーム。高校時代は至る所にゲームセンターが生まれ、よくやったものである。ブームは結構続き、ドンキーコングやゼビウス、麻雀ゲームなどで100円玉をよく消費したものだ。
その後、ファミコンブームが起き、自宅でTVゲームをする時代になった。スーパーマリオが流行ったが、オイラは4面ほどしかクリアできなかった。次第にTVゲームは携帯して遊ぶ時代となり、桃太郎電鉄あたりは面白く遊んだ記憶がある。しかし、いずれも機器を買ったことは無く、周囲で持っているのを借用しただけだった。
一番熱中したのは20年近く前、提督の決断ⅣというPCゲームのソフトを後輩が貸してくれた時だ。このシミュレーションゲームには本当に熱中した。何ヶ月も返さず毎日遊んでいた。ソフトを返した1年後にまた借りたほど面白かった。当時はノートPCを買ったばかりで、太腿に乗せてソファーで何時間もやっていたため、太腿に汗疹が出来たほどである。
ユーチューブを見ると、当時熱中した提督の決断Ⅳを実演している動画があった。懐かしくてつい見てしまうが、やった者にしか分からないアルアルや、思わぬ手法を見せられ感心したり、もどかしい場面にイラついたりと、今では酒のツマミとなっている。
昨今の映画はゲームの映像化がよく観られるが、やはり熱中した者にとってリアルな映像化は夢のような体験なのだと理解するところだ。