シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

漫画

チ。-地球の運動について-

本作のアニメ版を観た。しかし全8巻で完結する単行本は読んでいない。ビックコミック・スピリッツで連載されていたらしいので、青年以上が対象の漫画である。 内容は、地動説を唱える者達が迫害を受けながらも信念を貫く姿を描いたものだ。それをストレート…

アニメ化して欲しい作品

近年の和製アニメは素晴らしい完成度を誇っている。諸外国でも日本=アニメと思われるほど優れた文化だ。 昔から日本のアニメは目を見張るものだったが、「宇宙戦艦ヤマト2199」あたりからクオリティの高さを再認識した。オリジナルをリスペクトしつつ、ハイ…

剣客商売

「剣客商売」は池波正太郎原作の時代劇で、「仕掛人・藤枝梅安」「鬼平犯科帳」と並ぶ彼の代表作だ。 10年以上前にも池波正太郎の時代劇に惚れて書き込んだことが有る。(2014/3/26 池波正太郎の時代劇 参照)あれから何冊漫画を買っただろうか。未だに連載し…

スパイファミリー

アマプラでスパイファミリーのアニメ、シーズン2までと、映画版を観た。漫画は知らないが、アーニャの声優がフリーレンと同じで話題になっているので興味が湧いたのだ。 なんで声優で話題になるのかと思ったら、なるほど・・こりゃ同じ人とは思えん。プロの…

宇宙戦艦ヤマト 50周年

宇宙戦艦ヤマトが初放映されてから50年が経ったらしい。初めてリアルタイム放送をを観たのが小学生の時だった。ロボットアニメではない構想が新鮮でのめり込んでいったものだ。あれから50年か・・オイラも還暦を過ぎるわけである。 関連イベントとして、様々…

岸部露伴ルーヴルへ行く

2023年公開の岸部露伴シリーズ・スペシャル作品。 番組の「岸部露伴は動かない」については以前レビューしている。(2021-1-9 岸部露伴は動かない 参照)あの時はまだ3話しか公開していなかった。今では9話まで製作され、本作のような海外ロケをした2時間ス…

鬼滅の刃 柱稽古編 終了

柱稽古編が終了した。前作の刀鍛冶の里編から約1年、今のアニメ制作事情からすれば早かったと言えよう。 そもそもがアニメ化を考慮して原作が描かれるわけではないので、ここを切り取ってシリーズの一遍とするのは無理があるなあと思っていた。実際、刀鍛冶…

奇談

2005年公開のB級ファンタジーホラー作品。これはオイラが愛読する諸星大二郎の漫画で「妖怪ハンター」シリーズの初期に発表された「生命の木」を原作としている。 このシリーズは、日本古来の伝承を異端の民族学者が解明していくもので、独特な説得力のある…

ドラマ 沈黙の艦隊 ~東京湾大海戦~

沈黙の艦隊がアマプロ配信でドラマとなって戻ってきた。 シーズン1「東京湾大海戦」として、全8話を観終えた。本作は、昨年の秋公開された映画の内容を充実させ、さらにその続編を加えた構成となっている。映画は主人公が米国原潜を奪って独立国家ヤマトを…

葬送のフリーレン

葬送のフリーレンが世界中で怒涛の人気を博しているらしい。オイラは本作がアニメ化されるまで全く知らなかった。 金曜日のゴールデンタイムに2時間枠で公開されるのは人気映画と決まっている。アニメでいえば、定番となって視聴率が獲れるジブリ作品だ。そ…

漫画の映像化について

ヒットした漫画を原作として、実写映画化やアニメ化することがよくある。漫画大国の日本ではその傾向として、国産漫画の実写化は大成しないというものがある。逆にアニメ化したものはすんなり受け入れられ、興行収入を塗り替えるほど人気が得られている。 で…

沈黙の艦隊

沈黙の艦隊は1988年から連載された、かわぐちかいじ作の漫画である。30年以上前の漫画をなぜか今頃映画化されて上映中だ。 オイラはまだ映画を観ていない。というか、観る気はない。3部作のアニメは観たが、長い原作のハイライトとなる戦いを再現しただけで…

ゆるキャン

漫画好きのムッス~がアマゾンプライムでアニメを観ていた。可愛らしい女子高生達が主人公のようで、どんな話かと思ったらストーリーが無いではないか。 どうやら「ゆるキャン」という作品で、オナゴ達がキャンプしたり観光したりする日常姿をゆる~く見せる…

キングダム その2

キングダムについてはまだ連載中でもあり、のんびりアニメだけ堪能していこうと思っていた。ところが、入院した病院では多数の中古本を無料で貸し出しており、その中にはキングダムがある。あまりにも暇なのでつい借りて見始めると止まらなくなってしまった…

鬼滅の刃 漫画を見終えた

鬼滅の刃(遊郭編)でアニメが盛り上がったところ、やっと漫画の方を見る気になりツタヤでレンタルして最後まで完読した。 最初に思ったのは、これは人気が出るはずだと納得したことだ。物語は全く違えど、これと非常によく似た構成の漫画がすぐ浮かんだ。「…

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

2018年の初夏、「黄金の嵐」の放映についてコメントした。そのとき最後に、このままいけば2~3年後にはジョリ~ンが観れるかもしれない。と書き込んでいる。少し遅れたが、それがやっと実現した。 「ストーンオーシャン」を漫画で観たとき、刑務所内での主人…

岸辺露伴は動かない

岸部露伴はジョジョ・シリーズのパート4「ダイヤモンドは砕けない」に登場するキャラクターだ。漫画公開当時、まさかこれほど人気のサブキャラになるとは思わなかった。特異能力の格闘系漫画の中で、人を本に変える能力は実に地味だ。しかし地味なスタンド…

諸星大二郎 近年作

近年の諸星大二郎作品を3冊紹介する。 まずは2015年出版の「あもくん」。霊感の強い父親が主人公で、その息子も利発ながら同じ血をひいている。幼少の頃のあだ名が「あもくん」だ。結構ダークなファンタジーなのだが、この親子はそんなオドロオドロシイ状況…

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 終了

「黄金の風」が終了した。シリーズ中、もっとも漫画で表現し難いと思う本作をどうアニメ化するのか、大変興味深かった。とくにクライマックスだ。 終わってみれば、こんなに原作を忠実に動画にするとは恐れ入った。登場人物とキャラクターの再現はイメージど…

ジョジョの奇妙な冒険  黄金の風

黄金の風(旋風とか嵐とか何だかわからん)がアニメ化されることになった。 そういえば、2015年に「ダイヤモンドは砕けない」がアニメ化されると書き込んでいる。あのとき、最後にお手並み拝見と言ったが全く見ていない。( ̄∇ ̄*)ゞ 第4部は正直言って好みで…

バジリスク 〜甲賀忍法帖〜

10数年前に人気を博した忍法活劇の漫画。 実はオイラ、まったく知らなかった。おっさんの間でも結構有名らしい。それはパチスロを介しての事らしいが。 最近、陰陽座の音楽を聴いていたら妙にアニメの匂いがするので、ググってみると行き当たったという次第…

私家版魚類図譜

久々に諸星大二郎である。以前も言ったが、オイラが買う漫画は星野宣之と諸星大二郎だけである。まあ、「うしおととら」みたいな例外もある。 私家版魚類図譜は別冊モーニングで10年以上前に発表された短編集で、その前に私家版鳥類図譜という短編集がある。…

魔界転生

魔界転生は娯楽作家の山田風太郎が作った荒唐無稽な時代劇で、戦国末期から江戸初期に活躍した剣豪を集めて対決させようという、和製のリーグ・オブ・レジェンドやアベンジャーズといったところだ。 沢田研二が主演した角川映画が有名だが、オイラは最近、と…

仕掛人

今更なんで仕掛人?漫画のカテゴリーとしたのは、昨今読んだ一話にいたく感動したのである。それは「梅安夢地獄」という話だ。 仕掛人は必殺シリーズを生み出す切っかけとなった作品で、江戸時代のプロの殺し屋の話だ。あくまでプロフェッショナルに徹してい…

ダイヤモンドは砕けない

ジョジョの奇妙な冒険、第4部がついにアニメ化決定。「ダイヤモンドは砕けない」だ。 オイラはスターダスト・クルセイダースの後、どうするのかと思っていた。個人的には、動画でないとスタンドの能力が分かりにくい「黄金の嵐」以降の作品に興味がある。し…

スターダストクルセイダース

2010年の秋、このブログを始めて間もない頃、ジョジョの奇妙な冒険を取り上げた。あれから4年近く経っているが、今だにこの冒険は続いている。 さて、オイラも飽きもせずその冒険に付き合っているクチであるが、ふとBSの番組表を閲覧していたら表題が目…

蟲師

蟲師は漆原友紀氏による漫画で、1999年に発表された。オイラが手にとったのは豪華単行本が書店に並んだ頃で、その怪奇な佇まいが触手を伸ばすことになった。 初めて見たときは、妖怪モノにしては実に地味な作品だという印象しかなかった。戦うわけでもなく、…

池波正太郎の時代劇

以前も触れたが、オイラは「時代劇は必殺です。」の一人だ。だから必殺仕掛人はよく知っている。でも、これが池波正太郎作品で、鬼平犯科帳や剣客商売もそうだと知ったのは近年のことである。 なぜなら、いわゆる勧善懲悪、予定調和のチャンバラ時代劇という…

諸星大二郎 新刊

諸星大二郎の新しい豪華単行本が発売されていたので購入。彼の作品は未見なら即買うことにしている。星野之宣の作品と同様だ。 今回入手したのは、「瓜子姫の夜・シンデレラの朝」と「夢見村にて」の2冊。前者は、世界の童話や寓話をブラックにアレンジして…

未来からのホットライン

星野之宣による新作である。例によって、J.Pホーガン原作のSFを漫画化し、ビックコミック誌に昨年末から春にかけて連載された。「星を継ぐもの」の恩恵に預かり今回も・・といった商業的理由もあろうが、この二者による相乗効果は素晴らしいものがある。本作…