シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

アイテック再び

 アイテックのオーディオアクセサリーは結構使っている。

 現在、DACにΛ8.24 for Digital、トラポにΛ8.24The Professional、電源コンセントのデジタル系とアナログ系に分けてΛ5.36を2台使用中だ。今まで導入のたびにレビューしてきたが、今のシステムの音を構築する上でその恩恵はかなり大きい。それは全部外してみれば、生気のない普通のステレオ音に成り下がるので分かり易い。

 始めは導入するのにかなり悩んだ。店頭でその効果を試聴して感心しても、なかなか踏み切れなかったものだ。その理由はあまりにチープな見た目にある。オーディオ商品は外観の見た目が極めて重要だ。そのデザイン、質感の高さが音質以上に価格に反映するといっていい。そうした機器を所有した満足感が脳内で自分の満足する音として反映するのだ。想像の館や寺島靖国御大の意見は、極端であるがよく理解できる。だから、アイテックの商品は価格に見合うと認めにくいのが本音である。

 さらに、アイテックの商品はその原理をまったく公開しようとしない。まずは聴いてみて判断してくれというマーケティングだ。考えれば見た目に左右されない本当の音質だけで勝負するという、他ではありえない戦略だと言えよう。たとえは悪いが、飛車角オチで勝負してきた会社と言えまいか。そうして各商品がロングセラーとなって、賞を受賞する存在になったのだから恐れ入る。俗に言うオカルト商品だったらあり得ないことだ。そもそも、実際に音を出すのに必要な商品は一つも無い。

 そして今回、Λ8.24 for Digitalの中古品を追加入手したので、外部クロックのエソG-03Xに使ってみる。これで、デジタル系をすべて網羅したわけだが結果はどうか。

                                                                                       ~つづく~