シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

映画

オシリス

2016年公開のB級SFアクション作品。 オーストラリア製で監督はショーン・アビスという人。あまり作品を作っていないようで、本作より2年前公開した「インフィニ」というSFサスペンス作品を以前レビューしている。主演はダニエル・マクファーソンとケラン・ラ…

インディジョーンズと運命のダイヤル

2023年公開の超A級アクションエンタメ作品。インディジョーンズ・シリーズ第5弾となる。地上波ノーカット放映で未見、近年無かったことなので楽しみにしていた。 前作のクリスタル・スカルの王国から16年、まさか本当に続編が出るとは思わなかった。あの時点…

上高地 大正池

先日、録画した「ぶらタモリ」を観ると上高地が舞台だった。実に懐かしい思い出にふけったものだ。 ここには30数年前、アナログカメラに夢中だった頃2回訪れている。写真仲間と真冬に撮影に行って遭難し掛け、悔しくてその年の初夏に再度出向いたものだった…

ヘルディセント

2022年製作のB級モンスターアクション作品。 英国軍人がアフガンで旧ソ連の秘密実験場を見つけ、合流した米軍とモンスター退治をする話。監督は「ヘルボーイ」や「ディセント」のニール・マーシャル。だからって、実に安直な邦題である。主演はシャーロット…

レッド・ノーティス

2021年に配信公開のA級アクションコメディ作品。本来劇場公開予定だったが、コロナの影響で公開延期、最終的にネットフリックスが買い取った。オイラはネトフリとは契約していない。本来観れないはずなのに、何故かユーチューブでフルに鑑賞できる。 主演は…

ダーケスト・アワー 消滅

2011年公開のB級SF作品で、古典的なエイリアン侵略系のサスペンス・アクションである。この手の作品は腐るほどあって、A級品は「宇宙戦争」「ID4」「ロスアンゼルス決戦」ぐらいしかない。本作はその他ゴミ侵略映画の中の一つだ。 何の前触れもなく、光るエ…

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

2015年公開のB級サスペンスドラマで、ミリタリー映画である。 英米の友好国に潜むテロリストを捕獲するため、ドローンや無人機といった監視する現代戦争のアイテムが登場する。アイ・イン・ザ・スカイはまさに上空からの監視結果から、ピンポイント攻撃をす…

蜘蛛の巣を払う女

2018年公開のサスペンス・アクション作品。一応「ドラゴン・タトゥーの女」の続編と言う位置付けであるが、まったく独立した作品と観た方が良い。 スティーブ・ラーソンの手によるミステリー小説「ミレニアム」シリーズとは異なるので、ただ単にその世界観と…

ドラゴン・タトゥーの女

2011年公開のA級サスペンスミステリー作品。 「ミレニアム」というミステリー小説のシリーズ1を原作としている。この原作小説は読んでいないが、オリジナルとなる2009年公開の「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」は観ており、本作はそのリメイク作品とい…

ゾンビランド シリーズ

シリーズなのは2009年公開の「ゾンビランド」と、続編の2019年公開の「ゾンビランド:ダブルタップ」の2作まとめてのレビューだから。 ゾンビランドはB級アクション・コメディで、ゾンビものをコメディにするのはさほど珍しくは無い。これまでのコメディ化は…

ヘッド・オブ・ステイト

今年の7月にアマプラで配信が始まった超A級アクション・コメディ作品。 主演はイドリス・エルバとジョン・シナで、「シタデル」のプリヤンカー・チョーブラーがアクションに花を添える。というか、シタデルそのもののアクションを魅せてくれる。監督がイリア…

ファイナル・インパクト

2022年製作のロシア製ディザスターSF大作。ロシアの物価や制作情報が分からないけど、ハリウッドなら超A級レベルの映像だ。もちろん、ロシアの俳優やスタッフは全く分からない。2022年という時期にロシアでこんな作品を作っていたことが驚きである。 本作は…

ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼

2019年製作の英国製B級アクション。日本では劇場未公開だった。原題は「 Avengement 」B級アクションにはシンプル過ぎる題名なので、日本では2流役者の低予算映画らしい表題になっている。 主演はスコット・アドキンス。アクション大作のチョイ役やスタント…

高慢と偏見とゾンビ

2016年公開のB級ゾンビアクション作品。 「高慢と偏見」という恋愛小説にゾンビをミックスしたパロディ小説が原作で、その映画化ということになる。米英合作らしいが、出演者にスターレベルの俳優は無く英国人ばかりだ。 本作はB級予算であるが、アクション…

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

2019年公開のB級推理サスペンス。 主演はダニエル・クレイグとアナ・デ・アルマスで、「007 ノー・タイム・トゥー・ダイ」でも共演している。他にもクリス・エバンスやジェイミー・リー・カーティスなど多数の個性派俳優が共演している。まあ推理モノで登場…

不安な次期OO7

昨年の秋、アーロン・テイラー=ジョンソンが次期007のジェームス・ボンドだと話題にした。(2024-10-12 次作のOO7 参照)どうやら早トチリのようで、最有力候補であるがまだ公式決定ではないらしい。しかし、オイラのボンド像に彼はピッタリだと思う。 さて…

エージェント:0 漆黒の暗殺者

2023年公開のB級サスペンス。殺し屋の話なのに、アクションがほとんど無いという珍しい作品だ。 主演はアンソン・マウント、脇でアンソニー・ホプキンス、アビー・コーニッシュ、デビッド・モースなどが共演する豪華な布陣。しかし、こんなヒデエ映画はめっ…

プロフェッショナル

今年の春公開したリーアム・ニーソンの最新作。無敵ニーソンの暴れっぷりを満喫するB級アクションの一編かと思ったら、まったく違う良品だ。 アイルランドの片田舎で殺し屋を引退して静かに暮らそうとしていたところ、過激派のIRAが逃げ込んできて・・明らか…

ザ・ビースト

2020年公開の密室型アクション作でおそらくB級品。 主演はニコラス・ケイジ。密猟者で獲物を金にする事しか考えないロクでもない男。彼はこんなクセの強い役がとてもよく似合う。この配役はピッタリだと言えよう。脇でファムケ・ヤンセンが登場。ますますサ…

君たちはどう生きるか

2023年公開のジブリ最新作である。同年公開された「ゴジラー1」と共に海外でも大きな話題となり高い評価を受けた作品だ。 公開当時、マーケティングをしない手法を取ったため、ストーリー等まったく謎のアニメ映画だった。そうこうしている内にゴジラの話題…

アウェアネス 超能力覚醒

2023年公開のスペイン製SFアクション作品で、おそらくA級だろう。 スペインの俳優は知らない。しかしハリウッド作品と紛うアクション作品に仕上がっている。で、やはり米国のエンタメ大作に憧れる他国の倣いとして、あらゆる大ヒットアクション大作のネタ…

光の旅人 K-PAX

2001年公開のSFヒューマンドラマ作品。 古い映画であるが、名作との評判でカルト化している。いつかは見てみたいと思っていた。で、それは評判に違わないものであった。 主演はケビン・スペイシーとジェフ・ブリッジス。二人がノリに乗っている時期で、その…

フォールガイ

2024年公開の超A級アクションコメディ作品。結構面白い作品だったけど、本国だけではとても元を取れない興行収入だったようだ。 主演はライアン・ゴズリン、ヒロインにエミリー・ブラント、次期OO7のアーロン・テイラー=ジョンソンが悪者役、カメオ出演でジ…

ビーキーパー

2024年公開のB級アクション作品。B級と言えど、この手の作品でCGに頼らず弩派手な爆破とアクションの連続で、4000万ドルの予算は気合が入っている。 主演はジェイソン・ステイサム、もはや「ステイサム」というジャンルと化したと言っていいだろう。彼はどん…

ツタヤの更新

先月、ツタヤの更新ハガキが届いて悩んだ。昨年はレンタルをほとんどしていないからだ。 数回は借りたかもしれないが記憶にない。映画館にもほとんど行かなくなった。映画はサブスクで気軽に選んで観る時代なのだ。オイラはアマプラだけなのだが、月500円で…

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

2022年公開のB級SFコメディで、映画史上最も多くの賞を受賞した作品。 当然、アカデミー賞でも主要部門独占、ある意味映画史上最も優れた映像作品ということになる。駆け出しの監督が製作したものをインディーズ系配給会社で公開、あれよあれよと人気を博し…

侍タイムスリッパー (ネタバレ)

2024年公開のSF時代劇コメディで、自主製作のC級作品である。 たった1館の上映から、あれよあれよと全国展開し、なんと日本アカデミー賞の最優秀作品賞まで獲ってしまった。今では世界中から大絶賛と、ドリームストーリーをばく進している。マーケティングは…

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト

2013年公開のドイツ製B級伝記映画。 SF、アクションとはかけ離れるけど、芸術家の伝記映画は割と好きである。自分が絵や音楽が好きなので、著名人の生涯に興味が湧くのだ。でも、こうした作品には必ずドラマチックにするための脚色がある。まあ、天才は変人…

マッド・ハイジ

2022年公開のB級バイオレンスアクション作品。 日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」がヨーロッパでも名作と認められ、本国のスイスではこの名作児童文学を思い切りディスり、血みどろバイオレンス作品にしたのが本作である。日本で言えば、かぐや姫が群が…

マダム・ウェブ

2024年公開のマーベル・サスペンス・アクション作品。おそらくA級で、ソニー・ピクチャーズが配給するスパイダーマンの世界観による一遍。 アメコミを見ない人にとって、こうした作品はとても分かり難い。単純なストーリーなのに分からないのは最悪である。…