シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

映画

マーベラス

2021年公開のB級バイオレンスアクション作品。 主演はマギーQ、久しぶりに観たがオバサンになっても信じられないくらい美しい。やはり、女の殺し屋を演じたら彼女の右に出る者はいない。本作でもニキータそのものである。脇をサミュエル・L・ジャクソンとマ…

Mr.&Ms.ストレンジ

2022年製作のカナダ製B級ロードムービーで、日本では劇場未公開。 この邦題は超大作の「Mr.&Mrs. スミス」にあやかったもので、同じようなものがいくつもある。これは配給会社が鼻から駄作と言ってるのと同じである。薄利多売の一つだ。そんな情けない扱いを…

ウェイ・ダウン

2021年公開のサスペンス・アクション作品で、おそらくギリA級か。 国際的にバラエティ豊かな俳優陣で臨んだ金庫破り系の作品で、オイラは米国人以外は疎いのでファムケ・ヤンセンぐらいしか分からない。他はどこかで見た顔なのだが思いだせん。泥棒チームの…

ザ・ロストシティ

2022年公開のA級ロマンスコメディ作品。 サンドラ・ブロックとチャニング・ティタムの2人がダニエル・ラドクリフ演じる富豪の子悪党にせかされて宝探しをする話・・なら、王道路線の冒険活劇になりそうだが中途半端なロマンス物語に終始している。 まず、こ…

SISU シス 不死身の男

2023年公開のフィンランド製B級ミリタリーアクション作品。当然、俳優もスタッフもまったく知らない。主人公の爺の容姿が凄いインパクトで、90分以内に観られるからチョイ観たくなった。 これは久しぶりにアタリだ。これぞB級テイストの極み、第二次世界大戦…

ザ・バットマン

2022年公開の超A級サスペンス・アクション作品。 いわゆるバットマンの最新作だ。名作となったダークナイト・シリーズの後、よくも同じコンテンツの作品を作る気になったなあ・・もはやバットマンは忠臣蔵と同じようなものなのだろう。 本作はなんと3時間に…

ホット・シート

2022年公開のB級サスペンスアクション作品。 主演はメル・ギブソン・・ではなく、ケヴィン・ディロンという主役がまったく似合わない俳優で、すぐ殺される犯罪者役みたいだ。メル・ギブソンは脇に退いているが、撮影当時は66歳前後だろう。公務員でもあるま…

PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜

2015年公開の超A級ファンタジーエンタメ作品。 オイラは無情報で観始めたため、本作がピーターパンの前日譚話ということを知らなかった。第二次大戦中の孤児院に突如、空飛ぶ帆船が現れて孤児たちをさらっていく。そのとき、主人公と生き別れとなる親友がい…

キングスマン:ファースト・エージェント

2021年公開のA級アクション作品で、キングスマン・シリーズの3作目。 本作はキングスマンという秘密諜報機関が発足する前日譚という設定で、第一次世界大戦が勃発寸前のイギリスが舞台となる。最初に断っておくと、これはまったくダメダメ作品であるので、ネ…

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

2022年公開の超A級ファンタジー作品で、シリーズ3作目。 1作目の「魔法使いの旅」が2016年、2作目の「黒い魔法使いの誕生」が2018年公開なので間が開いてしまった。コロナ禍もあってしかたないが、007シリーズと違って話に連続性があるため、同じ俳優が続け…

65/シックスティ・ファイブ

2023年公開のB級SF作品。 大昔に先進文明を持った異星人が、宇宙船の事故で6500万年前の地球に墜落し、生き残った主人公と9歳の女の子が協力してサバイバルする話。2人は赤の他人で言葉が通じない中、恐竜がうじゃうじゃする白亜紀の地球で必死の戦いが見せ…

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト

2023年公開のワイスピ最新作でウルトラ超A級エンタメ作品。 ワイスピ・シリーズもいよいよ佳境に入ってきた。本作は最後を飾る大作らしく、3部作になるらしい。よって、これは前哨戦と言っていいのだが、途方もない予算と豪華俳優陣で展開する前代未聞の前夜…

ゴジラー1.0/C

モノクロ盤のゴジラー1.0を観に行ってきた。オイラが劇場に同じ映画を観に行くなんて、中学3年の夏公開だったスターウォーズ以来である。その間、気に入った映画は沢山あれど、また金を払って観る気はしなかったものだ。本作を再度観る気になったのは、この…

オペレーション・フォーチュン

2023年公開のB級スパイアクション作品。 ガイ・リッチーが監督のエンタメ・アクションなので、斬新なアイディアが期待された。観終わると結構オーソドックスな路線のアクション・コメディ仕立てで、安心して観ていられるポップコーンムービーだ。 主演はジェ…

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー

2022年公開の超A級アクション大作。 マーベル30作目で「ブラック・パンサー」の続編になる。前作の主演だったチャドウィック・ボーズマンが他界したので、続編の主役がどうなるのか話題となった。オイラも同じ大腸癌を患ったので他人ごとではない。早期発見…

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー

2022年公開のフランス製B級コメディ作品。 表題通りバットマンのパロディと思っていたら、色々なアメコミのヒーローをパロっていて、果てはトム・クルーズまでディスっている。下ネタ満載の実にバカバカしい笑いが繰り出され、普通なら冷めてしまうところな…

バッド・バディ! 私と彼の暗殺デート

2016年公開のB級アクション・ラブコメディ作品。 引退したい有名な殺し屋と変わり者のオナゴが出会って、オナゴの殺し屋の才能が開花する話。コメディと言ってもギャグがあるわけではなく、変なカップルが悪人に狙われながらも軽快に撃退してハッピーエンド…

クレイグ・ボンド 再考

先日、何気にユーチューブを見ていたら、「007 慰めの報酬」のテーマ曲として採用されなかったシャーリー・バッシーの曲を聴き、なんて素晴らしい曲かと感嘆した。で、アマプラで久々に慰めの報酬を観てみると、これは「カジノロワイヤル」の続編でハードな…

クロール -凶暴領域-

2019年公開のB級パニック・ホラー作品。 監督はホラー系のB級映画に手慣れているアレクサンドル・アジャ。制作にサム・ライミが一枚噛んでいる。演者にスターを使わず、極力登場人物を少なくして低予算化をもくろみ、それが見事に功を奏して大変緊張感に溢れ…

ゴジラー1.0(ネタバレ)

ゴジラー1.0の評判がやけに良いので、久々に劇場へ出向くことにした。映画館で観るのは、「キングダム2」以来である。なるほど、この映画は大画面、大音量で鑑賞してこそ魅力が最大限に発揮するのがよく分かった。興味のある人はDVDや配信を待ってはいけない…

バット・トレジャー

2021年公開のB級サスペンスアクション作品。 主役がスコット・イーストウッドで、脇をメル・ギブソンやファムケ・ヤンセン、タイリース・ギブソンと中々豪勢だ。題名からして、これだけの役者が入り混じった悪党達のトレジャーアクションかと思ったら、実に…

アクト・オブ・バイオレンス

2018年公開のB級クライムアクション作品。 主演はブルース・ウィリス・・じゃなくて、これまでアクション映画の脇役をしてきたコール・ハウザー。ブルースは2015年頃から物覚えが悪くなり、主演を張ることがほとんど無くなった。後に失語症や認知症を患って…

ピッグ/PIG

2022年公開の米国製人間ドラマ。 本来、オイラが評価するジャンルではないので、ランクの選別は無い。ではなんで観る気になったかというと、ニコラス・ケイジが主演だから。まあ、それでも多少はサスペンスやスリラーな要素を魅せるだろうと思ったのだが、ま…

沈黙の艦隊

沈黙の艦隊は1988年から連載された、かわぐちかいじ作の漫画である。30年以上前の漫画をなぜか今頃映画化されて上映中だ。 オイラはまだ映画を観ていない。というか、観る気はない。3部作のアニメは観たが、長い原作のハイライトとなる戦いを再現しただけで…

マトリックス レザレクションズ

2021年公開の超A級SF大作。マトリックス・シリーズの第4作目となる。 マトリックス3部作は、ここではレビューしていないが当然何度も鑑賞している。この手の大作はマニアが多いので語られ尽くしているし、ヘタな批評は病的信者のマトにされるから面倒なのだ…

355

2022年公開のA級スパイ・アクション作品。 世界の一流女エージェントが協力して世界の危機を救うエンタメである。世界を恐怖に落とし入れるPCデバイスを、悪の手に渡る前に奪取しようと各国のスパイによる争奪戦が始まる。前半の街中における静かな奪い合い…

RENDEL レンデル

2017年製作のフィンランド製ダークヒーロー映画。 アマプラ配信を観るようになって、劇場も行かずDVDも借りなくなった。そうなると、予告編もまったく見なくなる。映画鑑賞はそれでいいと思っていたが、本作のように配慮の欠けた作品を観るには予告知識は必…

レミニセンス

2021年公開のA級SFサスペンス作品。 主演はヒュー・ジャックマンでヒロインにレベッカ・ファーガソン。脇にアクション映画では顔馴染のタンディ・ニュートンやクリフ・カーチスが固めている。監督が長編映画初メガホンの女性で、脚本も兼ねている。コロナ禍…

ビースト

2022年公開のB級アクション・スリラー作品。まだコロナ禍であるにもかかわらず、A級品並みのCMで呼び込んでいた記憶がある。 主演はイドリス・エルバで、脇として「第9地区」や「エリジウム」で名を売ったシャールト・コプリーが登場。本作は確執を持った親…

DUNE/デューン 砂の惑星

2021年公開の超A級SF作品。実は観終わるまで知らなかったのが、これは前編だってこと。今年の秋に後編が公開予定らしい。(予告編も出とるわ。) さて、本作は有名な原作の映画化で、その映像化は不可能だと言われたいわくつきの作品である。それが1984年に…