シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

AET ノイズイジェクター その4

 隣町のショップで、AETのノイズイジェクターが中古で半額以下の値が付いていた。オイラはこの商品をすでに4つ持っている。その経緯は表題の「その1~その3」を見てもらえれば分かる。

 この手のアクセサリーは気休め的なものが多い中、大変効果があるのだ。ただし、システムのレベルによる所もあり、バズケロさんほどの次元になってしまうと歯が立たない。(2023-3-20  バズケロ・サウンド 2023 参照)

 現在、CDトラポ、外部クロック、プリ、パワーアンプで使用しており、SACDプレーヤーには付いていない。マランツSA-11S2の頃に試したときは結構効果があったが、CDトラポを優先したのだった。X-03SEに変わっても効果があるのか試してみよう。CDトラポから外してX-03SEのデジタル出力端子に刺す。そして、ソフトはあえて曇りがちな印象のCDを使う。音の良いディスクでは分かり難いものなのだ。

  一聴して、霧が晴れたようにクリアになったのが分かる。その変化の度合いは大きく、主要機器を入れ替えたほど違う。大げさに聞こえるだろうが、これは変化が分かり易いソフトを選んでいるからだ。試しに音が良いデイブ・クルージングのフュージョンを聴くと、やはり分かり難い。いずれにしてもX-03SE内のノイズが取れてクリアそのものに磨かれたのは間違いない。

 速攻でショップに連絡、中古品が売れないよう取り置き願った。

 

ホット・シート

 2022年公開のB級サスペンスアクション作品。

 主演はメル・ギブソン・・ではなく、ケヴィン・ディロンという主役がまったく似合わない俳優で、すぐ殺される犯罪者役みたいだ。メル・ギブソンは脇に退いているが、撮影当時は66歳前後だろう。公務員でもあるまいし、まだまだ主役を張ってもらいたいものである。

 さて、本作はいきなり不穏な空気感と緊張感があって掴みはいい。といいたいが、肝心の爆破シーンのCGはなんじゃこりゃ?コメディでももっとましな映像にするぞ。まあ、最近ガッカリ映画ばかりなので、無理にでも後はポジティブに評価しよう。

 低予算作品なので、爆破シーンがチャチなのは我慢する。この緊張感のある脚本は悪くない。犯人像もバレバレであるが、流れはいい。クライマックスへの持っていき方は1990年前後のA級アクション大作に結構観られるパターンなれど、王道として悪くない。100分以下の作品だから、展開が早くてダレることなく最後まで緊迫感を保っており、駄作かあ・・と思いながらも最後までノンストップで観ることができた。劇場やDVDレンタルではガッカリするけど、サブスクなら許せる人も多いであろう。

 もったいないのは、登場人物が少ないから犯人がすぐばれることで、もっと捻って観客を騙すようにすべきだ。これは監督の演出問題である。あと、やはりメル・ギブソンをもっと前に出すべきだと思う。アクションはいいから、真犯人は別にいると気付く過程を厚くしたり、クライマックスの緊張感ある姿をもっと魅せるべきだろう。そのためにも、白髪の髭面はやめるべきだった。


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音の良いロック、ポップス

 高音質なソフトというと、クラシックやジャズが頭に浮かぶ。論者が押す高音質盤を見るとほとんどがそうだ。機器の評価をするソフトも同様である。昔は音が良ければと、面白くも無い訳の分からん演奏のCDをよく買ったものだ。どうせ聴かないのに、音が評価されていると捨てられないのが、オーディオ趣味人の悲しいサガだろう。もちろん、傅信幸さんのようにロックやポップスを試聴に使う例外もある。オイラはそっちの方も好きなのに、その音の良し悪しが分からなかった。

 クラシックや声楽、器楽曲のような音場情報が無く、ゼネラル機器で聴く前提に作られた音楽で音の良し悪しがあるのだろうか。実は、ここ10年近く前から懐メロやヘビメタまで聴くようになったので、やっと分かるようになってきた。

 サブシステムのTADモニターは小型密閉型で、低音をトーンコンで増強しつつ抑制感の解消を目標に手を掛けてきた。満足のゆく音になるのに10年以上掛かってしまったが、今ではロックやポップス系の音の良し悪しがよく分かる。簡単なことで、このシステムで大音量再生すると、音質が悪いCDは五月蠅くて耐えられなくなってくる。誤解の無いよう言っておくと、録音が悪いものが音質が悪いとは限らない。例えば、歌謡曲では歌手の声よりバックミュージックが左右から迫り出すものが多い。これなどはラジカセのような機器で聴く人を前提にした録音の弊害だろう。趣味人の立場から言えば録音が悪いとなる。しかし、音質自体は悪くないケースもあるのだ。

 ロックやポップスは、サブシステムで大音量再生しても気持ちよく聴けるなら、その音質は合格だと言える。これはヘビメタのような音楽でも変わらない。概してスーパースターと言われるアーティストの作品は音が良い。膨大な金を使い、超一流のエンジニアがブライドを掛けて録音しているのだから当然だ。マイケルやマドンナのCDは爆音でも崩れず、スカっと抜けて気持ちがいい。キレがよくて低音に深みがある。また、ラップやフレンチポップスでもビックリするほど音が良いものがある。

主観なれど、音が良いものを抜粋して画像でアップしとこう。

古いものが多いが、中古市場で入手できるだろう。

3点支持の是非

 以前、オーディオ機器を支える足は、4点支持、3点支持のどちらを選ぶのか書き込んだことがある。(2020-04-05 3点支持か4点支持か 参照)これまでスピーカー以外の機器は3点支持で通してきた。設置の安定性とガタ取りが不要なのが理由だが、最近ではX-03SEやDACのセッティングで、4点支持に戻して好結果を得ている。そもそも、本当に3点支持は優れた設置方法なのだろうか。

 クライナの代表やアイテックなどは3点支持の推奨者だ。エソテリックもそうだろう。ところが大多数のメーカーは4点支持で製品開発をしている。3点の方が明らかにコスト削減になるし、消費者も嫌がる理由は無いはずだ。スピーカーは、手を置いたり地震があると3点では不安定となるが、ラック内に置かれる機器は問題無い。3点にしない理由があるならご教授願いたい。

 エソテリック以外の主要メーカーが4点支持に拘るため、3点にするなら機器の底板にインシュレーターを置く必要がある。このダイレクトセッティングを福田雅光氏も推奨しているが、そもそも機器の足として理想的な場所をすでに4つ足で奪われているため、安定の良さそうな場所を探さねばならない。その場合、機器の底板は無数のネジ山が存在して設置場所に困るのである。また、高価なインシュレーターも3個売りしない商品も多い。

 本当に3点支持が優れているなら、趣味人にこんな難儀をさせる必要がないだろう。これもオーディオの闇であろうか。

 

白内障の手術

 一人暮らしをしている母親が白内障の手術をしている。現在進行形なのは、片目づつ行うので、先日左目が終わったところなのだ。

 高齢になると、ほとんどの人は白内障を患う。なっても生活に支障が無ければ手術をしない人も多い。そもそも後期高齢者認知症にでもなれば、本人が白内障か否か分からなくなってしまう。老化の一つなのだ。実はオイラもすでに2年近く前の眼科検査で宣告されている。進行が遅いので実害が生じていないだけだ。

 今時の白内障の手術は入院の必要が無い。術後は眼帯を1日だけ付けて、3日ほど連続して外来診療に行き、後は頻繁に目薬をさす必要がある。両目手術をするならこれを繰り返すことになるが、費用は意外にも高額ではない。それより、この手術は病院の選択が問題だ。

 白内障の手術は開業医でもできる。しかし、その設備が無い場合があり、担当医諸共大きな病院に行って設備を借りて行う例もある。また、名のある医師だと患者が多すぎて他の病院に紹介状を書いてしまうこともある。これは避けたいし、また医師の腕によって差もあるらしい。確かな実力があって診察から手術まで可能な開業医で、通院が楽なのを探さねばならない。その条件にピッタリな開業医がオープンしたので、高齢の母も踏み切ったわけだ。今回、兄が手術に付き添ってくれたので、オイラは電話でその後の様子を聞いてみた。

 もう、見え過ぎて困ると興奮している。眼帯を取って最初に鏡を見たら、自分の顔があまりにもシミだらけでショックを受けたそうだ。それで皮膚科に行きたいと言う始末である。やれやれだ。

カナレ 4S8を見直す

  最近、X-03SEからサブシステムの音ばかり聴いている。パルシブなキレ味が気持ちいいからだ。このライン上には真空管を経由していないので、音楽性より音を聴くシステムとして相応しい。サブのTADモニターに相応しい居所が見つかって良かった。

 そうなると、今使っているSPケーブルは変えたくなる。現在はモンスターNMCで、高域が穏やかで聴きやすいことが魅力だった。これをカナレ4S8に変えてみよう。カナレ4S8については、2020年の初夏の頃にメインシステムで遊んでいる。その結果、この4芯ケーブルはスターカッド使用がよく、ハードな音になると認識している。音を聴くのだから耳が痛いケースも許容しよう。これで、サブシステムのラインは全てプロ用となった。接続はオヤイデのバナナSRBMを使う。ロジウムメッキの冷徹な音が特徴だ。まさに毒を食らわば皿までの心意気。さあ、どんなもんだ。

 以前の先入観から、大音量だと辛いかもしれないのでやや絞って寺島レーベルを聴いてみると・・なんだ?耳に刺さるようなハードな様相は無いし、バランスも良さげだ。これならとボリュームをグイッと上げてみる。いや、メチャいいじゃないか!

 4S8らしく、中域が迫ってくる。このリアリティはもはやメインシステムを越えてしまった。脚色がまったく感じらず、多少冷え込んだ印象があるのは真空管を通した音に慣れているせいもあろう。また、ロジウムのバナナプラグの影響もある。音を聴くシステムには、このくらいのクールさが丁度いい。高域がシャープに切れ込むが、透明度が高いので心地よい刺激だ。以前は低音に難ありの印象だったが、締まりも力感も申し分ない。ここはX-03SEの力が発揮していると感じる。

 これは本当に4S8を見直した。素晴らしいケーブルであり、実売価格を考えると「向かうところ敵なし」だ。現在片チャンネル3mと無駄に長く、半分の長さで十分なのだがこのままにしておこう。業務用ケーブルの3mが1.5mになっても、何が変わるとも思えない。メインのFALも、片側2mでいいのにWE16を4mで使っている。無駄にSPケーブルが長いのも一興だ。

 

ドラマ 沈黙の艦隊 ~東京湾大海戦~

 沈黙の艦隊がアマプロ配信でドラマとなって戻ってきた。

 シーズン1「東京湾大海戦」として、全8話を観終えた。本作は、昨年の秋公開された映画の内容を充実させ、さらにその続編を加えた構成となっている。映画は主人公が米国原潜を奪って独立国家ヤマトを宣言するまでを描いたのに対し、ドラマはヤマトと日本が同盟を結んで東京湾から脱出するまでを描く。キリの良いところまでシーズン1でまとめていると思う。

 その再現性についてはかなり満足している。軍事、政治的に大変真摯に捕えて緊迫感が素晴らしい。戦いのリアリティも見事である。まさに今でこそ映像化できる原作の一つだ。さらに、魅力的な新キャラと人物背景を加えて原作に無い深みもある。個々の俳優の演技もいい。オイラは映画を観ていないので時代背景に疑問を持ったが、違和感なく現代にリメイクしていると思う。しかし、原作の描かれた1980年代とは世界情勢が違うので、今後の展開があるのだろうか。当時はアメリカが世界の警察を誇っていた時代であり、対抗できるのはソビエト連邦だけであったが、今では中国が大頭している。まあ、それ以前にシーズン2を予算的に作れるのか否かだ。

 本ドラマの1~4話は映画に肉付けしたに過ぎず、製作費に無理が無い。このクオリティを維持してシーズン2を展開するのは余程の覚悟が必要だろう。


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追伸 2月20日のヤフーニュースで続編製作の発表があった。ゴジラー1もそうだが、最近の日本は気合が入ってるなあ。