シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

X-03SEを昇華する その2

 前回で満足できる音が出ているので、後は何もする必要が無い。それでもSA-11S2のときは、色々とお化粧をしていたのでそれもやっておこう。アコリバのグラウディング・コンディショナーRGC-24や防振プラグIP-2Q、電源ケーブルインレットのスパイク固定などだ。これらは個別に効果検証するのも面倒くさいし、そもそも個々に有意差を見つける自信もない。まあ、付けて何かが悪化するようなものでは無いので、SA-11S2同様に全部付けてしまおう。気に入らぬ変化が有れば外すだけだ。耳タコのホリーコール・トリオで比較試聴。すると、気のせいでは済まない変化が起きた。

 音がグイグイ前に出てくる。奥行きや広がりなんか迫力にマスキングされてしまった。ボーカルは冷徹にクッキリしてリバーブも明瞭。優しさのカケラも無い。ハードで鋭利な高域が耳に刺さってくるが、SNがいいから聴けてしまう。何よりも驚きなのが低音の変化だ。FALからこんなにパワフルで重く沈み込む低音は聴いたことがない。総じて言えば、懐かしいクールな音である。何が影響したのか・・分からん。実は上記以外にも、細かなケーブルのマグネット対策や電磁波対策やらと一気にやってしまったのだ。更新するとき外したものを戻しただけなんだけど。

 調音してベースのダシが決まったので、後は以前と同じ調味料を適当にバンバンぶち込んじゃう。男の料理なんてそんなもんである。全部入れて煮込んだら思いっきり辛口になってしまった。CDトラポ+DACの音と差別化したいんだからこれもいいか。