シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

オーディオ

月刊 stereo 2024/05号

月刊誌stereoを買ったのは3年11か月ぶりだ。今回も買うつもりは無かったが、懇意の店でもこの雑誌は買わないのでしかたがない。つまり、それだけ興味深い記事があったのだ。 それは、オーディオ論者達5組が互いに自宅のシステムを聴かせて感想を書くという、…

マグネットで対策 その7〈MAIN)

TADのサブシステムで絶大な効果を魅せたマグネット対策も、FALのメインシステムでは思わしくない結果だった。(2023-6-2 マグネットで対策 その3 参照) その理由は概ね理解しているつもりだ。音そのものを聴くためストレートな音を突き詰めたサブシステム…

マグネットで対策 その6(XLR)

サブシステムのマグネット対策もいよいよ佳境に入る。SPケーブル、電源ケーブル、デジタルケーブルと対策してきて、全てが好結果を魅せてきた。無対策の頃の音質とは、もはや雲泥の差がある。残るはこれまで避けてきたアナログケーブルだけだ。微小な主信号…

ルームアコースティックの問題 その4

サブシステムの音が飛躍的に精度アップしたおかげで、改めてルームアコースティックの違和感が耳に付くようになってきた。 以前、ミニソネックスを左CDラックに吊るして好結果を得た。(2023-2-24 ルームアコースティックの問題 その3 参照)しかし左側にあ…

音を聴くためのCD

X-03SEからTADモニターまでのセカンドシステムは、音を聴くのが目的なので、メインシステムとは試聴ディスクも住み分けなければならない。よって、セカンドシステムでは耳タコCDを使わないようにしている。 今回、音を判断するための試聴ディスクを一部紹介…

マグネットで対策 その5(X-03SE)

サブシステムのSPケーブルにリングマグネットの装着は成功した。音が静かになったが、これは昔のブチル対策をし過ぎて音が死んだのとは違う。あの時は、ボリュームを上げても活気は戻らなかった。似た変化でもデッドニングとは違うようだ。 次はどこにやって…

マグネットで対策 その4(TAD)

マグネットを使った対策を再びやってみよう。 その3での結論は、メインシステムでは相性悪く痩せてしまうが、サブシステムには明らかな向上が感じられた。あれからSACDプレーヤーがX-03SEになり、その鮮烈な音質からTADモニターまでのラインを音を聴くため…

ノードスト MAGUS

MAGUSを手に取りレジに行くと、店員がニヤついている。「やっぱり手をだしましたね・・」みたいなニュアンスが感じられるじゃないか。 現用のアクロテック6N-P4020のフルテック仕様を改めて聴くと、やっぱりいい音だ。何も不満を感じられない。変える意味は…

ノードスト

バブルボーイを返品した後日、店にはユニットを外したバブルボーイがひっそり置かれていた。やはりUP-103は凄いユニットだった。不思議に思った陶器への固定方法は、ゴムを介して鬼目ナットが付けられていた。惜しかったなあ・・ ついでに店内をふらつくと、…

陶器のスピーカー バブルボーイ

車の後部座席でバブルボーイが転がらないように運転し、途中で100均に立ち寄る。このスピーカーの置台を物色するためだ。園芸コーナーに似合いそうな鉢置きがあった。調整用にコルクの鍋敷きも合わせて購入。置き場所を作るため一部器材の配置を変える必要が…

陶器のスピーカー

陶器のスピーカーは昔からあり、ジョーダンワッツのフラゴンが有名だ。日本でも信楽焼のスピーカーなど、ガレージメーカーが芸術性の高い作品を作っている。 主流になれないのは、大型が作り難く衝撃に弱いという欠点が拭えず、コストも高いのが理由だろう。…

アースラインノイズフィルターの再検証 その2

サウンドナイトを外して直接電源ケーブルをアンプに刺すだけなので、作業はいたって簡単だ。ただし、首都高速のように立体交差する他のケーブルを避け、狭い中を無茶な体勢でやらねばならない。さらに埃掃除も兼ねてである。さあ、どうか。 第一印象を言おう…

アースラインノイズフィルターの再検証

2018年の夏、表題のサウンドナイトという商品を入手し、4回に渡ってレビューしている。その結果、改善効果があったのだが、再度読み返してみると結論に至るまで一筋縄ではいかなかったのを思い出した。何故、今になってこの再検証をする気になったのかという…

AET ノイズイジェクター その4

隣町のショップで、AETのノイズイジェクターが中古で半額以下の値が付いていた。オイラはこの商品をすでに4つ持っている。その経緯は表題の「その1~その3」を見てもらえれば分かる。 この手のアクセサリーは気休め的なものが多い中、大変効果があるのだ。…

音の良いロック、ポップス

高音質なソフトというと、クラシックやジャズが頭に浮かぶ。論者が押す高音質盤を見るとほとんどがそうだ。機器の評価をするソフトも同様である。昔は音が良ければと、面白くも無い訳の分からん演奏のCDをよく買ったものだ。どうせ聴かないのに、音が評価さ…

3点支持の是非

以前、オーディオ機器を支える足は、4点支持、3点支持のどちらを選ぶのか書き込んだことがある。(2020-04-05 3点支持か4点支持か 参照)これまでスピーカー以外の機器は3点支持で通してきた。設置の安定性とガタ取りが不要なのが理由だが、最近ではX-03SEや…

カナレ 4S8を見直す

最近、X-03SEからサブシステムの音ばかり聴いている。パルシブなキレ味が気持ちいいからだ。このライン上には真空管を経由していないので、音楽性より音を聴くシステムとして相応しい。サブのTADモニターに相応しい居所が見つかって良かった。 そうなると、…

パルシャット

パルシャットとは旭化成が発明した電磁波を熱変換して消失させる不織布で、非磁性体だという。現在ではオヤイデがシールタイプにして、オーディオ機器の電磁波対策ツールとなっている。テープ状のものからシート状のものまであり、自由にカットして機器に張…

シックスエレメントの追加

シックスエレメントについては2021年頃に何度も書き込んでいる。あの頃はまったく認知度が低く、シックスエレメントで検索すると映画の「フィフスエレメント」の情報ばかりがヒットした。やっと知られるようになったが、画像検索ではいまだに同じ状況だ。ブ…

謎の黒いCD

変わったCDを中古で入手した。中国語なのでまったく読めないが、漢字の雰囲気から女性ボーカルで音が良さそうだ。2枚組で400円である。 開けてみるとまず目を引くのが、CDが真っ黒な事。レーベルだけではなく、読み取り面も黒いのでこれは新手のアクセサリー…

TR-Pad-EX その4

TR-Pad-EXとは、ティグロンとレクストが共同開発した制振アクセサリーで、以前自宅試聴して戻せなくなる効果を魅せた小判のような物体だ。(2021-9-21 TR-Pad-EX その3 参照)あのときは何故こんなもので音が変わる?と思ったものだった。貸出品の自宅試聴…

安価なルームチューニング

ルームチューニング商品はおしなべて高価だ。オーディオはどんなに高価な機器を使おうが、その部屋の音を聴いているのであって、その部屋に致命的な癖があっては宝の持ち腐れとなる。 部屋の癖は長年音を出していると軽減していく例が多い。とんでもないセッ…

自作するオーディオ

オーディオ趣味人には、機器を自ら作ることを趣旨とする御仁が居る。いわゆるオーディオ工作であり、これがまた奥が深くてハードルが高い。 オイラが初めてオーディオ工作したのは子供の頃で、何かの付録で原始的なアナログプレーヤーキットを作った。趣味と…

新しいリスニングスタイルの決定

せっかくアコリバのヒッコリーボードを手に入れたのに思惑が外れ、逆効果になってしまった。しかし、このボードのせいでは無いはずだ。 やっぱりΛ8.24 for Digitalを外したのが原因だろうか。アイテックの商品は例外なく音楽が迫ってくる特徴がある。元に戻…

新しいリスニングスタイルへ  その2

パルシブな表現に魅力を求めるにはX-03SEを使い、CDトラポ+DACは空間表現と声の魅力を追求しようと、新しい路線がスタートした。 トラポの出力を88.2kHzにアップコンバートすることで目標に近づいた。音場感は満足できる広がりを魅せているが、左右後方に広…

新しいリスニングスタイルへ

以前はCDトラポ+DACでCD全般を、マランツSA-11S2でSACDを聴くスタイルであった。X-03SEを購入するときも、似た音では面白くないがスタイルを変えるつもりは無かった。ところが、X-03SEが飛び抜けたクールな音を出したため、これを機にロックやジャズ、フュ…

X-03SE + G-03X 周波数選択

X-03SE に外部クロック G-03Xを繋いで聴きこんでいる。これまでCD基準の44.1kHzで試聴してきたが、周波数をアップしてみよう。実は2倍、4倍の周波数になるに従い、ある傾向が先入観として持ってしまっている。それは承知で客観視に努力するしかない。CDの入…

X-03SE + G-03X

X-03SEの話題はまだまだ続く。 X-03SEにこれまでの対策を全部ぶっ込んで昇華させた結果、往年のジャバニーズ・クールサウンドが出てきた。これはバブル期を含め、贅を尽くした物量で攻め倒した1990年頃までの日本の音だ。諸外国ではまったく受け入れられない…

X-03SEを昇華する その2

前回で満足できる音が出ているので、後は何もする必要が無い。それでもSA-11S2のときは、色々とお化粧をしていたのでそれもやっておこう。アコリバのグラウディング・コンディショナーRGC-24や防振プラグIP-2Q、電源ケーブルインレットのスパイク固定などだ…

X-03SEを昇華する

X-03SEを自分の部屋に調音することで、この機器本来の実力が出せたと思う。でも純正の足を避けて、底板から黒檀のスパイクで支えるのは本来の音ではないのでは・・そんな声もありそうだ。経験上、この音は良質な木製ボードに直接置いた素性に近いものであろ…