シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

映画

ANIARA アニアーラ

2019年公開のスェーデン製B級SF作品。 昔、ノーベル文学賞を獲得したほどの御仁が書き上げた原作を映画化したもので、とってもつまらない作品である。 もちろん、知っている俳優は一人もいない。話は、汚染した地球を離れて火星に移住しようとする巨大な宇宙…

サバイバー

2015年公開のB級アクション・サスペンス作品。 凄腕の外交官がテロリストに嵌められ、犯人に仕立てられながらも懸命にテロリストと対峙していく話。主演はミラ・ジョボビッチ、敵の殺し屋をピアース・ブロスナンが演じる。脇でディラン・マグダーモット、ロ…

アンビュランス

2022年公開のノンストップアクション作品。おそらくA級予算をぶっこんでいる。 マイケルベイ監督の作品なので思いっきり弩派手だ。しかし、それだけではなく登場人物が皆個性的で、展開が早くてもすんなり人物像が頭に入ってくる。人間関係もしっかり捉えて…

SUSHI GIRL

2012年公開のC級アクションスリラー作品。 本作は明らかにロバート・ロドリゲスやタランティーノの作品にインスパイアされたもので、ゲテモノ風情を楽しみたい人向けの作品だ。 監督は素人であり、主役?は無名の女優(このスッポンポンの肢体だけは見所)で…

タイム・チェイサー

2013年製作のSF映画で、おそらくC級品。 タイムトラベルもので、主演がハーレイ・ジョエル・オスメントなので興味が湧いた。あの「シックス・センス」や「A.I.」の天才子役が、髭もじゃの大人となって登場。その母親役が「Xファイル」のジリアン・アンダーソ…

アンダー・ウォー 史上最大の地下爆破作戦

2021年公開のB級戦争映画。新型コロナ席巻中でもあり、劇場未公開である。 本作は、第一次世界大戦中の史実を脚色していながらも真面目に作り込んでいる。前回レビューした「ロスト・シティZ~」も実話に基づいた伝記ものであったので、比較すると着眼点の違…

ロスト・シティZ 失われた黄金都市

2016年製作の実話に基づいた伝記映画。 本作は予備知識無しで観ると失敗する作品である。オイラもその一人で、題名の雰囲気から「久々にB級冒険活劇でも観るか・・」と、軽く観始めて失望した一人である。 この主人公は外国では有名人らしく、その後の冒険活…

トップガン マーヴェリック

昨年公開の超A級アクション大作。地元でもかなりのロングラン上映であった。 トップガンが公開されたのはオイラが社会人成りたての頃で、劇場鑑賞したのだがあまり良い印象を持っていなかった。若いトム・クルーズを見て、こんな鷲鼻のチビ助は好きになれず…

るいちゅーぶへの道

格闘技系のユーチューブを見ていると、面白いものに出会えた。それが表題のチャンネルだ。 この動画を作っているのが森 累珠という女優で、オイラは全く知らない。ウィキを見るとかなり多くの作品に出演している。別名「ヌンチャクガール」と言われるだけあ…

呪術廻戦 0

アニメ呪術廻戦については1年ほど前にレビューした。ちょうどその頃劇場公開した「呪術廻戦 0」がアマプラで公開したので観てみた。 劇場公開当時は大きな話題でコマーシャルされ、大ヒットしたと記憶している。どれほどのものかと期待したが、大したことは…

アイス・ロード

2021年に配信公開されたB級アクション作品。 監督はジョナサン・ヘンズリー。20年ほど前まではアクション大作の代表格であったが、近年音沙汰なかった。久しぶりに往年の味を魅せた感じだ。 掘削事故の作業員救出のため、救助資機材を届けに大型トラックで凍…

モービウス

コロナにより2022年公開となったマーベル系のA級エンタメ作品。 これはアメリカ好みのダークヒーローもので、しかもネタにされすぎた吸血鬼である。しかし、ホントにあの国は吸血鬼やゾンビが好きだなあ・・これほど使い切っているなら、真新しいアイディア…

2022年を振り返る

今年も終えようとしている。早い・・1年が過ぎるのが実に早くなった。もとより冒険思考ではないので、パート仕事の平穏な日々と同じような生活の繰り返しは、時間の経過感覚があっという間だ。人生にときめきが無い証拠である。 さて、オイラにとって今年最…

スパイダーマン ジョン・ワッツ3作品

近年のスパイダーマンの映画というと、2002年からのサム・ライミ3作品と2012年からのマーク・ウェブ2作品、そして2017年からの本3作品となる。 ジョン・ワッツ監督の最新シリーズは、マーベル・シネマティック・ユニバースの時系列における一遍となり、アイ…

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男

2018年制作のB級アクション作品。 これはまた、評価に難儀する作品だ。市場ではかなり好意的に受け入れられているようだが、天邪鬼で古い人間のオイラは嫌いである。主人公の老人を演じたのがサム・エリオット、実に懐かしい。そして、製作総指揮にダグラス…

パンズ・ラビリンス

2006年公開のB級ダークファンタジー作品。実は観終わった後、ウィキでググってアカデミー賞他、世界各国の映画賞をゴッソリ獲得した作品だと知った。監督はギルレモ・デル・トロで、「シェイプ・オブ・ウォーター」より前にこんな作品を撮っていたとは・・不…

レフトビハインド

2014年製作のB級パニックスリラー作品。 アマプラを検索して面白そうなので何も知らないで観た。突然、数百万人の人が消える・・これはSFパニック映画かと思ったら、聖書のヨハネ黙示録でこの世の終末が始まる前に、信心深い人や子供達を天国に避難させる「…

シン・ウルトラマン

今年5月に公開された空想特撮作品「シン・ウルトラマン」がアマプラで配信された。極力前情報を避けて拝見、たしかに「シン・ゴジラ」のスタッフらしい、センスのあるリブート作品だった。 あらゆるシーンでオリジナルへのリスペクトが伺え、これは間違いな…

ホワイト・スペース

2019年公開のアメリカ・ハンガリー合作B級SF作品。 久しぶりにスペース・オペラを観たくて視聴。まず、序盤で感じたのは本格的な特殊効果演出で、僅かな地球での未来都市の描写にも手抜かりが無い。もしかしてA級作品なのかと思ったほどだ。ググってみれば、…

タイムリーパー 未来の記憶

2020年公開のカナダ製C級SFサスペンス作品。 流行りのタイムリープものの一つで、多くのローカル映画賞を獲っている。ツッコミどころは多いが、まじめに挑戦したアイディアだと思う。今回のレビューは、本作を観たSF好きでなければ意味不明だろう。 本作はど…

アンチャーテッド

2022年公開の超A級アクション・アドベンチャー作品。 これまたアンチャーテッドシリーズというゲームの映画化らしい。既知の人気作をリブートしたり続編を作ったり、またはゲームや漫画を映画化するのは大したコマーシャルが必要ないので手を付けやすいし、…

女神の見えざる手

2016年公開の米国製社会派サスペンス作品。本来、オイラのレビュージャンルではないが、どんでん返しが効いた良作だと聞いて観たくなった。 ロビイストという日本では馴染みの無い職業の世界を描いているので、観る前に予習が必要だ。政治の腐敗に繋がるスレ…

フロッグ

2019年公開のサスペンス・スリラー作品。 近年の作品は新型コロナのため劇場公開が無くなったり、配信に鞍替えしたりでヒットしたのか掴みずらい。本作はアクションも無く、代わりに超常的な要素があるかと思ったら、社会派ミステリーとも言えそうでオイラの…

ゴーストバスターズ/アフターライフ

2021年公開のA級SFファンタジー作品。 ゴーストバスターズが公開されたのが1984年、パート2がその5年後で大きな話題になった。公開当時はディスコやブラコンに狂っていた大学生だったので、レイパーカー・ジュニアの曲に嵌ったものだ。昔は明らかにコメディ…

LOOP/ループ-時に囚われた男-

2016年公開のハンガリー製B級ファンタジック・サスペンス映画。 本当はSFの分類にしたいところだが、タイムループについて一切説明がないのでサイエンス・フィクションとは言えないだろう。これは、「トワイライト・ゾーン」や「世にも奇妙な物語」で扱うに…

宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち

オイラにとって、宇宙戦艦ヤマトは「愛の戦士たち」で終わっているので、それ以降の作品は観たことが無い。その当時は高校生になった頃なので、別のマセタ興味に走ったわけだ。 まさにそれ以降をリメイクした2205には興味が無かった。ツタヤで借りて観る気に…

ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ

2016年公開のB級ゾンビ・アクション作品。 オイラはゾンビ映画を好んで観る事はない。なぜならそもそもの発想が幼稚で品が無い存在なので、作品が面白くなり難いからだ。 オイラが最も多く観たゾンビ映画は「スリラー」だ。まあ、これは目的違いなので例外と…

クリード & クリードⅡ

「クリード / チャンプを継ぐ男」と、「クリード / 炎の宿敵」を続けて鑑賞した。 これはロッキーシリーズのスピンオフとして2015年に公開し、お堅い批評家からも絶賛されたため、A級にとどく予算で続編を製作するに至ったスポコン・ヒューマンドラマだ。 大…

レイルロード・タイガー

2016年公開の中国製A級アクションコメディ作品。 日本軍が中国に進行する戦時下において、ある男から任務を託された列車泥棒団が、日本軍の物資輸送列車と鉄橋の爆破に挑戦する話。 第二次大戦下で敵は日本陸軍、目的は橋の爆破とくれば「戦場にかける橋」を…

映画レビューのスタイル

オイラの映画レビュー対象は、原則としてアクション、SF作品だ。それでも、サスペンスやスリラー系の印象深いものは書き込むこともある。それだけ絞っても大作から小品まであるので、冒頭に製作(公開)年とA~Cのランクを付けて紹介するようにしている。 こ…