音楽
レンタル落ちのCDは、ついに100円の正札が付けられた。 500円から350円、さらに5枚で半額、そしてついに100円である。缶コーヒーより安いのだ。中古CDショップでは、以前より50円〜100円のコーナーはあった。しかしそこには見栄えのするものはない。せめ…
隣町の中古CD屋で見つけた2枚。これがホンモノの掘り出し物だった。 左側はナラダコレクションのフラメンコギター演奏。実は、以前も別の店でナラダコレクションのフラメンコギターのCDを購入している。それは15周年記念の2枚組だった。その時の演奏内容…
多くのジャンルを聴くオイラは、何でもそつなく再生できるオールマイティなシステムを目指してきた。 しかし、どうしても共存が困難な音楽がある。それはアイドル歌謡である。 近年のものは知らない。TVでは見るがソフトを買わないからだ。60〜70年代…
先日の掘り出し物に味を占めたオイラは再びショップへ。前回、気が付かなかった3枚を入手した。 写真上が「雲井雅人サックス4重奏団」という訳の分からんもの。ソプラノ、アルト、テナー、バリトンによる教会音楽を中心としたクラシックで、目を引いたのは24…
いつもならレンタルショップや本屋、中古CD屋でゴミあさりをするのだが、意外なところで今回掘り出し物を見つけた。 それはなんと、毎週顔を出している懇意のオーディオショップ。中古品コーナーの隅に中古レコードが置いてあるのは目に付いていた。興味も…
宮本笑里は日本で最もキュートなヴァイオリン奏者だ。いや、30歳を超えてミセスとなった今では最も美人な・・と言った方がいいか。 彼女はオーボエ奏者の宮本文昭の娘で、音楽一家のお嬢様である。ちょっと諏訪内晶子に似ていなくもない。諏訪内は格が違う…
ボスニア出身のフォークソング歌手で画家でもあるアーティストだ。 彼女は1984年のサラエボ・オリンピックで主題歌を自作自演して有名になった。その頃のオイラはオーディオが趣味というレベルじゃなかったが、音楽には注目した。この10年後、リレハン…
エンヤはアイルランド出身の有名なアーティストで、歌声による癒しのレジェンドと言っていい。今回、7年ぶりの新作「ダーク・スカイ・アイランド」がリリースされた。 エンヤが有名になったきっかけは、大ヒットとなった「オリノコ・フロウ」だろう。オイラ…
最近CDのゴミあさりで出物が無いなあと思っていたら、500円コーナーの隅に目立たぬよう置かれているSACDを見つけた。 ゲルギエフのショスタコービッチだ。SACDに焼き直しかと思ったら、2014年の再録音盤でしかも2枚組みのマルチチャンネル…
アンドレギャニオンはカナダのアーティストで、20世紀末にヒーリング・ブームを巻き起こしたと言える。彼の音楽はそれ以前のイージーリスニングとは異なり、実に「静」的であって、それでいてドラマチックである。また、その辺りがサティの系譜となる環境…
レンタル落ち、それはレンタルCDが役目を終えて格安販売されること。 今回も掘り出し物を見付けた。掘り出し物はキズが無いことが条件だ。レンタルCDはキズだらけなのである。つまり、あまり借りられないクラシックやジャズに良い物があるのだ。 左上が…
リビングステレオのSACDシリーズがいたく気に入ってしまい、さらに3枚入手した。こんなことなら、もっと一杯あったときに買っとけばよかった。 左上がヴァージル・フォックスのオルガン・アンコール。パイプオルガンの名盤、名録音とのことで期待した。…
モノラルからステレオへ時代が移行する頃、その先進的な録音方式に未来を見据えた集団が、ずば抜けて高音質なクラシック録音の作品群を残した。それをDSDリマスタリングして、SACDにプレスしたのがRCAリビングステレオシリーズである。 10年位前…
以前、学生時代はイージーリスニングがブームで、特に中学生の頃はポールモーリアに嵌っていたことを書いた。そして、近年ポール婦人の協力を得て「新ポール・モーリア・グランド・オーケストラ」を結成、期待したそのアルバムはゴミであったことを報告した…
ミレニアム生まれのジャッキー・エヴァンコちゃん。天使のような笑顔の少女が世を驚かせたのは2009年のことだった。ポール・ポッツやスーザン・ボイルのように、コンテストで突然降って沸いた天才的美声が世界に知られるようになったのだ。 可愛い子が美声を…
山口百恵のシングルをず〜っとリピートして聴いている。実に楽しい。ヽ(*´∀`)ノ 短いスター人生の中で、改めて彼女の曲調は当時の流行りを色濃く伝えているのが理解できる。 前回、宇崎竜童が作曲を手がけた頃は暴走族ブームであり、声色も太くS嬢の心情を…
言わずと知れた70年代もっともレコードを売った歌手であり、たった7年の芸能生活にして21歳で引退し、昨今の見苦しい輩と違って二度と復帰しない幻のアーティストである。 オイラより3つ年上でもあり、当時はあまりにも大人びていて近寄りがたい存在だ…
歌謡曲という言葉を聞かなくなって久しい。歌謡曲って何だ? ウィキを見ても明確な定義はなさそうだ。とりあえず演歌とは住み分けした流行歌と言えようか。あの淡谷のり子が演歌を嫌ったという話はそんな区別の一端かもしれない。 私的には90年代に入る前…
ジェームズ・ボンドのことではない。2001年にデビューしたストリング・カルテットで、ポップスとクラシックをクロスオーバーさせた4人組だ。 そんなクロスオーバー作品は昔からある。では何がこのカルテットの魅力なのかといえばズバリ、ルックスである…
中古CD店で恒例のゴミあさりへ〜今回の収穫はどうだったか。 右上はイ・ムジチ合奏団とハインツ・ホリガーによる四季。といってもヴィバルディの四季ではない。日本の四季と題して有名な日本の歌曲を室内楽にて演奏したのもだ。これは大変珍しい。世界的超一…
SACDシングルレイヤー盤でチュリビダッケのブラームスの交響曲を購入した。大好きな4番である。さぞかし音質には期待した。しかし、大いなる失望に首は項垂れた。 これはどうしたことか、80年代のデジタル録音ゆえに、SNが悪いわけではない。さほど大きな…
現代のベートーベンは詐欺師だった。音楽業界に衝撃が走った。興行的影響は大変なものだろう。 オイラはこのCDを買ってはいない。天邪鬼なので、世間が湧いている流行物には見向きもしないのだ。ゴーストライターが暴露したことで、あらゆる方面から絶賛され…
明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m 元旦は例年どおりの神社周回コースを無事こなして帰宅した。よって、本日の行動は過去にアップしたとおりである。今年は冬とは思えないほど暖かい元旦だ。 さて、ジュディ・オ…
井筒香奈江というアーティストをご存知だろうか。 メジャーな歌手ではない。ジャンルを問わず、昔のアコースティックサウンドを好んでライブ活動中心に活躍しているらしい。このマイナーな歌手を取り上げたのは、オーディオとの関わりが強いことによる。 5…
2011年12月21日に由紀さおりのベスト盤を購入したレビューを書いた。ピンクマルティーニとのコラボで、世界的スターになってもう2年が過ぎた。早いものだ。 あのとき、3枚組のベストBOXは往年の声が収録された1枚目しか聴かないと言い切った。あの頃の彼女…
9月9日に「レンタル落ち」の話題を持ち出してから、まだ2週間も経っていないのに、そのワゴン・コーナーは無くなっていた。 ほとんど売れてしまったのか?いや、そうではない。CDレンタルをしている店では、小さな中古コーナーを設けているもので、ワゴン…
海上自衛隊東京音楽隊 三宅由佳莉のCDがヒットしている。オリコンのクラシック部門1位だそうだ。しかしいくらヒットしても、彼女は公務員なので懐は潤わない。 彼女の看板コピーが「自衛官23万人の中で唯一のボーカリスト」というものだ。妙に希少価値を感じ…
最近、CDを買うのはゴミ漁り場ばかり。たまにまともな価格で新品を買えば、大ハズレでガックリと首が項垂れる。したがって次もゴミ置き場へ掘り出し物を求めに行くのだ。 いつも行くのはブック・オフなのだが、希に本屋や中古雑貨店で出物を見つけることがあ…
ポール・モーリアを始めて耳にしたのは、中学1年の頃だったと思う。初めて聴いた「エーゲ海の真珠」のEPに針を落とした後、こんなに美しいメロディがあるのかと感動したものだった。惚れてしまうと、情報網の稚拙な時代でも「オリーブの首飾り」「恋はみず…
昔、イージーリスニングという音楽ジャンルがあった。これは今で言う、インストゥルメンタル・ミュージックと総称される歌の無いポップな音楽の中の、一つの住み分け名称と思っていいだろう。ラブ・サウンズというカテゴリーとダブる部分も多い。 マセた小学…