先日の掘り出し物に味を占めたオイラは再びショップへ。前回、気が付かなかった3枚を入手した。
写真上が「雲井雅人サックス4重奏団」という訳の分からんもの。ソプラノ、アルト、テナー、バリトンによる教会音楽を中心としたクラシックで、目を引いたのは24bitHDCDレコーディング収録である。HDCDデコーダーは持っていないが、録音に気を使っているので、概ねHDCDは音がいいのだ。確かに聴きやすいスムーズな音だ。しかし演奏が実にツマラナイ。
左下はチェロとピアノによる名曲集。この手のものはよく格安CDとしてワゴンで見かける。しかし、なんとこれはSACDなのである。復刻ではなく、DSD録音の新譜だ。こいつは癒されるし、耳なじみがよい。ピアノをかなりオフにしてチェロをクローズアップした遠近感のある収録である。
右下はNHKスペシャル「新シルクロード」のサントラで、ヨーヨーマのチェロを主役にしたアンサンブルだ。TVを見ていないので、映像を知らないオイラにとって民族調なサントラは、癖が強いカレーを食うようなもの。ボロボロのカーステレオで聞くと騒音でしかないが、自宅のシステムで聴けばヨーヨーマのチェロは実に表情深く、感情的で聴き入ってしまう。加えてさすがNHK、音も悪くない。