シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

音楽

サラ・ブライトマン

先月、ドリームチェイサー・ワールド・ツアーによる3年ぶりの来日公演で、その天が与えた美声が駆け巡った。彼女のファンでもあるので観に行きたいところであったが、田舎でクソ忙しいオヤジにはまさにドリームチェイサーである。 結構昔から彼女には注目し…

SACDは高音質か

オイラは音楽鑑賞にはCDで十分だということは過去にも書いた。その理由の最も大きなウェイトを占めているのが選択肢の広さであって、音質云々ではない。それでも高音質なCDは通常のタイプより聴き応えがあるのは間違いないところだ。 さて、SACDである。マラ…

気分が変わるCD

久しぶりにゴミあさりに出かけた。ブックオフの500円以下CDコーナーである。 たまに行くと、店が価値無しと踏んだCDが増えているのでチェックしに行くのだ。毎回掘り出し物に出会えるわけではない。 今回ちょっと趣向を変えて、人の気分に影響を与えるという…

試聴用ディスク

2年半もオーディオを中心としたブログを続けてきて、事あるごとにあ〜でもない、こ〜でもないと講釈垂れているくせに、何をもって評価しとるのか紹介したこともなかった。いわゆる試聴用ディスクである。 オイラは石橋を叩いても渡らない慎重なトコロもある…

DMPレーベル

DMPはCD創世記から高音質ディスクを手掛けるレーベルで、デジタル・ミュージック・プロダクツの略である。その存在は、20世紀後半のデジタル・ミュージック最先端をリードしていたと言っていいのだろう。 フルデジタル録音によるこのレーベルの音質の特徴は…

イル・ディーヴォ

男性4人のボーカルグループで、テノール三人、バリトン一人構成でポップスも歌うクラシカル・クロスオーバーのアーティスト。 デビューして10年になるが、実はその前から個々に声楽の年季を積んできた実力者達である。この手のアーティストは、ジョシュ・…

三味線コンサート

正月二日目も天気が良い。隣町で一番大きなショッピングモールに出かけてみる。広大な駐車場が埋まり尽くす強烈な人出だ。こうした時に今年の運勢が分かるもので、実に都合のよい場所にポッカリと1車両分空いていた。本年はラッキ〜かもしれない。 ここに来…

ブルースペックCD2

ブルースペックCDとは、2008年にソニーミュージックが開発したスーパー・ハイ・マテリアルCDの一つで、ブルーレイの開発技術をCD製作に応用したものだ。要は通常のCD企画でも良い音が出せるぞと、新たな素材や製作過程を標榜したもので、他にもSHM-CDやHQCD…

デーモン・ミュージック

デーモン閣下とは関係ない。言葉足らずに書き込むよりもURLをクリックしたほうが早かろう。 http://www.demonmusicgroup.co.uk/nascente?Type=FC&pPage=2 実はタワーレコードにてCDを物色していたところ、輸入CDの新しいものが並べられていたわけで、それが…

エディ・ヒギンズ

エディ・ヒギンズがお気に入りだった。過去形なのは2つの意味がある。 一つは8月31日に享年77歳で他界されたから。 もう一つは、ジャズを積極的に聴き始めるきっかけが彼のトリオだったから。 もちろんそれまでジャズを聴かなかった訳じゃなく、ジャズと…

ビバルディ 四季

四季は通称で、「和声と創意への試み 作品8」の中の協奏曲1番から4番までを言う。本当はまだ5番から12番まである大作なのだが、耳にしたことのある人は少ないだろう。実は隠れたお気に入りなのだが、ここでは1〜4番が収録された9枚のディスクを紹介する…

ハンス・ジマー

お気に入りの映画音楽作曲家となるとキリが無い。しかしオイラらしくハリウッド大作、それもアクションやSF作品に印象的な・・となれば完璧に絞られる。 やはりジョン・ウイリアムスとジェリー・ゴールド・スミスが、タケシとサンマのような存在だろう。アナ…

本日の掘り出し物 その2

ブック・オフの500円以下ゴミ・コーナーは、たまに在庫が更新しているのでチェックしている。 検索に慣れたもので、高速で目を走らせていても新しく入ったディスクにはブレーキが掛かるのだ。そして下の4枚をまとめてゴソっと発見。何が掘り出し物かって、こ…

懐かしいTVの主題歌

ネット、とりわけユーチューブというのは本当に便利だ。 子供の頃とても気に入っていた番組や、その主題歌をもう一度見聞したいと思っても、それは叶わぬ夢だと思っていた。当時はビデオ録画できるわけでもなく、仮に運良くDVDになったところで高価で手がで…

今日の3枚

今日の掘り出し物、ブックオフ500円以下コーナーで見つけたのは以下の3枚。 上から、俵英三によるフラメンコ・ギター演奏。 カサ・デ・エスペランサという店でのライブ録音、よってほとんど自主制作に近いしろものだ。こうしたディスクは録音が良いものが多…

MAYA

MAYAは日本人で、ジャズ・ラテン系のボーカリストだ。まだ、そんなに知名度が高くないので、その気になればライブハウスでお近付きになれるかもしれない。 しかし、実はジャズ・オーディオ界では有名人である。デビューしてから、かの寺島靖国に見初めら…

本日の掘り出し物

今日は、何気に立ち寄ったブック・オフのゴミCDコーナーに、ラッキーな3枚を見つけた。 まずは、リアン・ライムスの「BLUE」 彼女がわずか13歳のときにグラミー賞を獲ったデビューアルバムだ。実は少し離れた中古CD屋に1500円で売られていて…

ブルーノート ジャズ・インスピレーション

ブルーノートの往年の名曲が、コンピュレーション・アルバムとして廉価に店頭に並んでいる。 ドイツで作られたCDの輸入版のようで、どこのショップにも置かれているわけではない。ちなみにタワーレコードではネットより安価に販売していた。 オイラはジャ…

寺島レーベル

ジャズ評論家、寺島靖国氏がプロデュースする寺島レーベルのCDは、大変個性的な音で評判を呼んでいる。 オーディオ趣味人でもある彼は、自分が好む音がハッキリしていて、まさにそのワガママをすべてブチ込んだ作品群だとも言えようか。またジャズ評論を家…

トゥルネラパージュ

前回の続き、浜松市にあるジャズ喫茶「トゥルネラパージュ」に行ってきた。開店して間もない頃に出向いたことがあるので、今回2回目だ。 この店はジャズ評論家の寺島靖国氏が誌面で紹介したことから、結構有名店となった。なんといっても、アバンギャルド・…

浜松レコード展

隣町が市制100周年として開催した記念事業の「浜松レコード展」に行って来た。NHKが所有する30数万枚のアナログレコード、これが実は浜松市で保存されている。その中で選りすぐりのレコードを、ジャケット展示したのが今回の催しだ。 会場では、アナ…

シークレット・ガーデン

これは韓国ドラマではないので誤解なきよう。 ニューエイジ系の北欧のアーティストで、インストの曲が多い。デビューしたのが1994年頃で、その曲調は実に日本人の心の琴線に触れる哀愁に満ちたものが多い。 当時、オイラはそのデビューアルバム「ソング…

ジャケ買い

ジャケ買いとは、レコード、CD等の音楽ソフトをジャケットのデザインで購入することをいう。つまり、肝心な内容はどうでもいいのである。 アホかと思われる行為であるが、実は昔からコレクターには普通の買い方として定着しているのだ。またオカルト的には…

今日の収穫

今日の中古品ゴミあさりは、3枚のCDを購入した。 3枚合わせても新品1枚に満たない価格であったが、今回は大変良い収穫だった。 写真左上は、木村弓さんのアルバム。木村弓の名前を知らなくても、「千と千尋の神隠し」の主題歌は聴いたことがあるだろう…

日吉真澄

日吉真澄さんはオイラと同じ静岡県出身のピアニストである。 この手の有名な先輩としては中村由利子、西村由紀江などなど多くのアーティストがいて、癒し系ピアノが大好きなオイラは多くのCDを持っている。しかし、この日吉真澄さんは知らなかった。 知っ…

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート

1月1日に生中継されたが、仕事で見れなかった。しかし近代文明の力、ハードディスクレコーダーには寸分の劣化も感じられず収まっていて、本日遅らばせながらジックリと堪能した。 2012年の指揮者はマリス・ヤンソンス。何故かロシアの指揮者と紹介され…

由紀さおり

由紀さおりの歌が海外で大ヒットしている。 ピンクマルティーニとのコラボ・アルバム「1969」が爆発的に売れているのだ。 坂本九の「SUKIYAKI」とは状況が異なり、海外では全くの無名日本人歌手が、なんのマーケティングがあったわけでもなく、偶然の紹…

ジャズ評論家 寺島靖国

寺島靖国氏はこの世界でその名を知らぬ人はいないジャズ評論家で、少し前に隣町のオーディオショップへ公演に来られたが、残念ながら仕事で赴くこと叶わなかった。 オイラは彼の文章のファンで、その著書も多く目にしていて、特に本業のジャズについて語った…

久々の手厳しいCD

AUDIO BASICという雑誌がある。オーディオを趣味とする人がターゲットの雑誌であるが、たまに付録のCDが付いてくるのが美味しい。以前にもこうした付録のCDを紹介したが、ほとんどはこの雑誌によるものだ。梱包方法も改善されて、CDにキズが…

福田屋セレクション

高音質なCDを世に送り出しているレーベルとして、近年急速に注目されだしたのが、中国のABCレコードである。数年前にテレサ・テンのベスト盤をこのレーベルがプレスした盤は、他の烏合のようにひしめくテレサ・テンのCDから飛びぬけた高音質であった…