シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ジュディ・オング ジャズ・スタンダードを歌う

 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
 元旦は例年どおりの神社周回コースを無事こなして帰宅した。よって、本日の行動は過去にアップしたとおりである。今年は冬とは思えないほど暖かい元旦だ。
 さて、ジュディ・オングといえば、名曲「魅せられて」が脳裏に浮かぶ御仁も多いことだろう。オイラは意外にも時代劇に出演した彼女が好きで、「必殺からくり人」や「おしどり右京捕物車」での、初々しい演技と可愛らしさの虜になったものだった。
 そんな彼女は5カ国語を自在に操る才女なだけに、ジャズを歌ったアルバムあっても不思議ではない。しかし本当にあったとは知らなかった。おそらく、昨今の由紀さおり八代亜紀のジャズナンバー披露が市場を開いたからであろう。幻のアルバムがCDとして復刻された。しっかりマスタリング処理も施されて、新曲と同じ価格扱いで登場であるが、さっそく入手して聴いてみる。
 ん〜・・ジュディの甘い声が独特の色気を持って歌われるジャズは、実に不思議な感覚だ。ハスキーな八代亜紀や、声色が厚い美空ひばりのジャズは違和感が無いのだが、何なのだろう・・歌は大変上手いのだが。(*´д`)
 首を傾げながら聴いていると、どうやら分かってきた。バックの演奏がジャズ・バンドではなく、歌謡演奏の楽団で、録音スタイルも歌謡曲なのだ。
 楽団がボーカルより前に居るかの様なマルチ録音で、ジュディの声だけがやたらとライブに広がっている。別録りの違和感が強い。これが歌謡曲だと違和感が無いのだが、ジャズナンバーだと気になる。まあ、これは昔の歌謡曲なんだと思えば楽しいものだ。
 ジャズファンには勧められないが、ジュディのファンなら買いだ。

ジャケットが実にいい。