シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

久々の掘り出し物

 最近CDのゴミあさりで出物が無いなあと思っていたら、500円コーナーの隅に目立たぬよう置かれているSACDを見つけた。
 ゲルギエフショスタコービッチだ。SACDに焼き直しかと思ったら、2014年の再録音盤でしかも2枚組みのマルチチャンネル録音仕様である。今でも4000円位で売られているものが500円とは・・
 実はこれ、500円でなければ買う気はない。オイラはショスタコが好きではないのだ。ただ、交響曲の5番「革命」を高音質で聴きたいだけである。
 日本のカルトSF映画「宇宙からのメッセージ」で、この「革命」をアレンジした楽曲が素晴らしい高揚感を放っていた。サントラのレコードが磨り減るほど聴いたものだ。オイラはこのライナーノートを呼んで初めてショスタコを知ったわけである。
 そもそもショスタコの曲はマーラー同様難解で口ずさめるメロディがない。眠くなるといきなり爆発的なフォルテで起こされる。大体がこの繰り返しだ。知ったかぶってこの手の演奏会に行くヤカラにも絶対同じ経験をしているヤツがいるはず。v( ̄∇ ̄)
 音で情景描写したような交響曲は、まさに映画のサントラ(それもモンスターパニックもの)にありそうなものだ。高尚な音楽を勉強してから聴くなんて人生は長くない。オイラは絵が好きだが抽象画を見ても屁とも思わない方である。
クラシックはバロックから古典派あたりが聴きやすくて好みである。