シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

葬送のフリーレン

 葬送のフリーレンが世界中で怒涛の人気を博しているらしい。オイラは本作がアニメ化されるまで全く知らなかった。

 金曜日のゴールデンタイムに2時間枠で公開されるのは人気映画と決まっている。アニメでいえば、定番となって視聴率が獲れるジブリ作品だ。それが漫画の1話から4話までを一気に魅せるという聞いたことのないスタートを切り、第1クールを終えた。鬼滅の刃の時と同様、アニメを観始めて興味が湧いて原作漫画を読むパターンになったが、実に線が細い緻密な作画で目が辛い。諦めようかと思ったけど、なんとか慣れて単行本の最新12巻まで観終えた。

 本作はもう、掛け値なしに可愛いのが魅力だ。その世界観と思いもよらなかった構成も大人まで観れる感慨深さがあって、派手な戦闘ばかりじゃないのがとてもいい。これはゴジラ-1.0にも言えることで、中身のない派手さだけではもう見向きもされない時代になったと思う。

 このアニメを観るとスタッフの気合が伝わってくる。カラー映像の美しさと、動画のメリットがとても魅力的だ。静止した会話のシーンでも髪や衣服の動きが映画レベルである。一方、漫画にはアニメで表現し難い楽しさがある。特にギャグパートのカワイさは、吹き出しの妙もあって動画では魅力が出にくい。オイラはフリーレンが玉ねぎを食べさせられるシーン大好きで、アニメでどう表現するのか見物である。

 正月明けからもう第2クールが放映される。このスピードにも力の入れようが分かるというものだ。


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第2クールは呪術開戦みたいな雰囲気になりそうだ。