シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

バジリスク 〜甲賀忍法帖〜

 10数年前に人気を博した忍法活劇の漫画。
 実はオイラ、まったく知らなかった。おっさんの間でも結構有名らしい。それはパチスロを介しての事らしいが。
 最近、陰陽座の音楽を聴いていたら妙にアニメの匂いがするので、ググってみると行き当たったという次第。どれどれ・・やはりツタヤに置かれている。借りて観ると、なるほどこりゃアメコミの図式にそっくりだ。
 伊賀と甲賀の確執に愛憎劇を取り込んで、悲壮感のある末路を描いた話だ。それを漫画らしく、忍者というより超人、妖怪の類の合戦図式に仕立ててあるから、昨今人気のエンタメ王道と言えよう。当初は面白いと思って見始めたが、どうも飽きてくる。この手合いはもう食傷気味だし、愛憎劇が妙に鼻につくのが気に入らない。
 絵柄を見て、石川賢の作品かと思ったら全く違うようだ。時代劇風アニメが好きなムッス〜に知っているか聞いてみたら、山田風太郎の原作小説を持っていた。おどろおどろしい雰囲気が持ち味という意味で、魔界転生と似たようなものだと感じている。
偶然だが、続編〜桜花忍法帖〜が公開間近らしい。アニメに興味は失せたが、陰陽座の新曲には興味津々だ。