シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

秋祭り 2023

 秋祭りが新型コロナの弱毒化?で3年ぶりに開催された。元々オイラは祭りが好きではない。お呼びが無ければ参加する気は無かった。

 我が地区は人の層が浅いので、3年間屋台の引き回しが無いと伝統の引継ぎが途絶えてしまって、屋台のシロウトが引き回す危険性が出てくる。これが歴史の浅い祭りの弱点だ。そんな理由で実行委員長がオイラに泣きついてきた。無事終えるか心配でたまらんと言うわけである。全部の役を終えて引退したはずなのに・・

 引き回しコースを確認すると、過去に危険な目に合って取りやめた場所を通ることになっている。聞けば、そんなヤバイ所とは知らなんだという。さっそくコース変更・・こりゃ先が思いやられる。

 つくづく自分は若くないと思い知らされた。以前は仕事としてずっと参加してこれたのに、日が落ちての寒暖の差と疲れで途中リタイヤである。我が地区は少子高齢化が激しく、Z世代が少ないと思っていたが嘘のように若者で一杯である。同じ法被を羽織っているがよそ者かもしれない。事故だけは無いようにと気を張っていたが、休憩所で停止したこちらの屋台に後から来た別の屋台が接触した。別に狭くも無いのに、なんでこんなイージーミスをするのか。屋台係は何を見ているのだ?声を掛ける人もいない。昔なら即、喧嘩になる場面なのに今時の若者は静かなものである。その後、オイラは気になって実行委員長に事故の件の報告があったか聞くと、屋台長からも青年長からも報告が無いと言う。なんだそれは!筋を通す事すら知らないのか??呆れた世代交代だ。

 しかし悪い事ばかりでもない。盛り上げるための新しい試みが見られ、盛り上げようという気運はあった。運航に関わる事以外ならサプライズもいいだろう。屋台で人が死ぬ事例は珍しくない。昔、友人の祭りで屋台に曳かれて人が死んだ。その場合、警察の現場検証で後日、参加していた全員が再現のため集められる。祭りは楽しく騒げばいいと思っている若造が多い。せめて安全管理は徹底して引き継いでもらいたいものだ。