隣町のハードオフが閉店して8カ月が経った。この辺では一番大きな店舗だったし、併設したブックオフも含めて結構利用していたものだ。これが先日、リニューアルオープンしたというので行ってみた。
場所は同じである。しかし、完全に様変わりしてしまった。もはやハードオフですらないのだ。ホビーオフとなっている。なんじゃそりゃ?初めて聞いた。覗いでみればなんだ、オモチャやガラクタである。ガッカリ至極、もはや「何でも鑑定団」と変わらないではないか。ブックオフは残っているのだが、店内は狭い。そのはずで、新築された半分は業務用スーパーに変貌している。つまり、売れないAV機器や楽器の中古ではやっていけないという事だろう。
せっかく来たので、狭くなったブックオフの中を見て回ると、旧店舗の頃の中古CDが見受けられる。コーナーの分類が変更されていて、80年代アイドル歌謡の棚が幅を利かせていた。他店でもそうだったが、やはり今は懐メロ歌謡がブームのようだ。CDの価格が如実に物語っていて、以前より遥かに高価ではないか!
中古品のくせに、本屋のワゴンに並んだ新品のベスト盤より高価なのである。8年ほど前から懐メロに凝りだして、今ではジャズやクラシックより買う頻度が高いが、先に目ぼしいものは大概買っておいてよかった。どうやら配信では満足できない懐古趣味が増えているようだ。