シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

プロレス観戦

 アマプラで「アントニオ猪木名勝負10選」というコンテンツが配信されている。

 オイラはプロレスが大好きだった。過去形なのは、地上波のゴールデンタイムで放映が無くなってからは興味が失せてしまったからだ。

 興味を持った切っ掛けは、幼少の頃に父親に連れられて日本プロレスリングの興行を観に行った時に始まる。意外にも当時の記憶には馬場や猪木は無い。頭突きが得意の黒人ボボ・ブラジルが怪物のようで印象深かった。それからTVで毎週観るようになり、猪木の旗揚げした新日本プロレスストロングスタイルが肌に合った。

 同時にブルース・リーからの影響で、空手を主体とした格闘ブームにも感化され、プロレスは八百長ではないかと勘繰るようになる。なんでロープに飛ばされて毎回帰ってくるのだ?同様にプロレス界でも前田明を中心としたガチンコ派閥が離脱さわぎを起こした。UWFの旗揚げだ。しかしルールと観客へのサービスに難儀した挙句、集客困難となって古巣に戻り、新日VS旧UWF抗争がオイラにとってプロレス熱のピークとなった。その後は一大ブームとなるK-1に興味が移行していった。

 久しぶりに猪木の雄姿を観ると実に感慨深い。また、猪木が全盛期の頃は今見ても他とは違うな~と思わせる実力がみてとれる。昔はシングル対戦60分をフルで魅せる試合も多く、その長丁場を満員の観客は固唾を飲んで観ていたのだ。配信されている1975年の対ビル・ロビンソン戦は、まさにプロのレスリングを60分堪能させてくれる。プロレスは真剣勝負じゃないとよく言われるが、興行に対して真剣勝負をしていたカリスマの全盛期をぜひ観てもらいたい。


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 プロレス観戦はTVに留まらず、会場にも何度か赴いた。その頃ならではのハプニングを思い出したので、次の機会に。