シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

入院 手術後

 手術当日、オイラは落ち着いていた。同じ病院で2回目というのもあるが、主治医から簡単な手術だと聞かされていたからだ。しかも、前回入院のとき、術後の安静状態が死ぬほど腰が痛かったとクドく言っておいたのだ。これで何も不安は無い。はずだった。

 無事手術は終わり、目が覚めたのは自分の病室だった。大腸癌のときは安静室だったが、その必要は無いということか。さすがに腰や背中を気遣ってくれた。ところが想定外の苦痛が待っていた。鼻から挿入する内視鏡による手術のため、鼻の中は詰めもので一杯だ。つまり、口でしか呼吸ができない。これは本当に苦しい。

 普段、鼻呼吸の人は絶対寝られない。オイラは当日、一睡もできなかった。さらに、絶え間なく続く頭痛。鼻の詰め物が翌日以降に取れても、粘膜の炎症による鼻詰まりは変わらない。加えてオイラの血管は細く、点滴ラインや採血で何度も失敗された。結果、最も痛い手背両方に付けられ、自由が利かない。もはや拷問である。

 今回の入院は、前回を超える苦痛だ。