シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

退院二ヶ月後

 6月に脳腫瘍で入院して手術を受け、退院して早くも二ヶ月経った。目のカスミはまったく無くなり、視界良好だ。入院前はスーパーや本屋で蛍光灯下の室内が見え難くて難儀していたのがウソのようだ。また、本の字がボケて読めないので100均で老眼鏡を買ったものだが、まったく不要になった。

 この病気は徐々に進行するらしく、3月半ば過ぎになるまで分からなかった。それから何だかんだで手術まで3ヵ月要した事になる。思えばコロナの第7派が襲って来る前で良かった。タイミングが悪ければ何ヶ月先になったか知れない。

 退院して一ヵ月以上鼻詰まりが続いた。特に内視鏡を入れた右側の後遺症が強く、医者からは強く鼻をかまないよう忠告されていた。うまく点鼻薬を使って乗り切っている。それでも、未だに下を向くと鼻の奥で妙に不快な匂いがするときがある。副鼻腔に膿が溜まっているのだろうか。他は別に違和感は無い。

 保険の請求から掘り込みも大変スムーズに終え、高額療養費制度のおかげで自己負担した倍額以上戻ってきた。がん保険も入っていたが、脳腫瘍は悪性でなければがん保険は対象外である。こうして体験してみると、がん保険は保険料が高額な割に対象範囲が狭く、その分通常の生命保険を厚くした方がいいような気がする。

 薬の処方も無く、一ヶ月後にMRI検査を受けに行く。これは退院前に予約された定期的な検査だ。この病気は再発の可能性もあるので、今後も目の違和感には注意しなければならない。