TVが新しくなってしばらくだが、新しい画にいまだ新鮮である。
起動が早くて、せっかちなオイラには助かる。PCの遅さにいつもイラついているのだ。意外だったのは、内蔵スピーカーの音がそれほど悪くないこと。プラズマTVの内蔵スピーカーがTADで設計した本格派だったので、相当がっかりすると思っていた。スピーカーが下向きについていて、丁度よい間隔で強固なラックがあるので上手く反射しているようだ。低音を強めにイコライズしてあるので、以前より迫力もある。
良いことばかりではない。やはり肝心の画に不満が出てきた。これは13年間見慣れた画が基準になっているため、一般的なレベルが受け入れられないのだろう。そうなると、高度な調整をする意味がなくなる。いかに好みに合うかが目標だ。
買ってすぐ、輝度を落としたくてシネマプロというポジションで落ち着いた。でも液晶TVの水彩画的印象が残るので、濃度と色温度を少しアップ。このTVの個性なのか、赤が鮮やかすぎるので細部の調整として、レッドのみを輝度と濃度共に落とす。これでかなり満足のいく画になってきた。長時間観るので、ストレスが無いのが一番である。