シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

TAD PRO TSM-2201-LR 再調整

 最近、TADモニターを使っていない。その理由は、音決めのモニターとしての役割が終わっており、AVもサイコロスピーカーによる3Dシステムで十分なのだ。

 これまで更新前提で小型スピーカーの試聴をしてきた。その結果、これならTAD PRO TSM-2201-LRを上回ると言い切れるものは、概ねペア30万円レベルからでないと難しいと判断した。ならば、今後はコイツで小型スピーカーのコスパ最強パフォーマンスを目指す事にしよう。そうと決めれば調整のしがいもある。

 と言っても機器のセッティングは今以上を思いつかない。ここしかないという場所に陣取り、タオックの鋳鉄台の上に剛直な木製スタンドを置き、鉛板で固定する。その上にJ1プロジェクトのIDSコンポジットを挟んでTADモニターが鎮座し、スタンドとはチューニングベルトで固定しているのだ。この剛健なセッティングは、TADモニターが無共振設計のため正しいはず。おかげで、爆音にもビクともしない。

 ではアンプはどうか。フライングモールのモノラルにエレクトラリファレンスをぶっ刺し、鉛板で固定した屈強エンジンだ。サンパチのダブルウーハーも余裕で鳴らすパワーがある。中古で組んでコスパ最強ゆえに変えようもない。ただ、こうして見ると心地よい音とは無縁なのがよく分かる。このスタイルを変えずにそれをなんとできないか。

 手っ取り早いのはスピーカーケーブルだ。以前、偽カルダスを使っていたのをアクロの6N-S1000Ⅱにしていたが、メインのFALに使うことになり今は何も繋いでいない。そこで、コスパを重視して押し入れに眠っているケーブルを引っ張り出すことにした。

                ~つづく~