シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

オーディオとカメラ

 オーディオの趣味人にはカメラ好きが多い。オイラもその一人だ。

 これが、別段オーディオ仲間から影響があったわけではない。たまたまカメラ撮影する趣味人から影響を受けて面白そう・・となっただけだ。つまり、この2つは似たところがあるのだろう。

 共に機械を屈指して、自分の目標となる作品を作り上げようとする行為だ。他にも似たようなものは沢山あろうが、精妙な機器を愛でるという点が一種のフェチズムなのかもしれない。

 しかし、大きく異なる部分もある。カメラには、その作品作りにプロが存在し、良し悪しがハッキリ評価されるのに対し、オーディオは曖昧だ。たしかに紙面で「あ~だこ~だ」と論者が書き込んでいるが、あくまで個人の感想でしかなく、または機器の評論でしかない。つまり、趣味人の追及する良い音は無限に存在する何でも在りの世界なのだ。そこに音響のプロ機器や、それを扱う業界人の感性を基準に音質云々を言う人がいるが、カメラと同じ感覚でいるように思えてならない。