塩ビのフロアーバンドで振動対策したインレットプラグ、日を追うごとに揺るぎない音を発揮し、ジャズのベースが別次元なほど力強く変化している。経験上、振動対策は直後よりしばらく経ってからの方が真価が見える。馴染むのに時間が掛かるのだろう。
技術系の解説に注目する柴崎功評論家は、電源ケーブルは自身が振動源となるため、制振対策は効果が大きいと言っている。まさにそれを体感したわけだ。だから、電源系はもっとまじめに振動対策することにした。
今までは、床から浮かせばいいと適当なものを挟んでいただけだった。だからなるべく金を掛けないで、防振を徹底してみたいと思う。ただ、ケーブル自体のダンプは程々にする。過剰ダンプは抜けが悪くなることを実証済みなのだ。(2017-12-08 クライナ Helca1その3 参照)
今回、他の弱点もあらかた検討が付いているので、材料を揃えてみたい。
~つづく~