サンシャインのスパイラルエキサイターを買ってみた。理由は例によって、異端児社長による誇大広告が気になっていた事と、ここの実質重視の商品を使ってきて満足しているからだ。
ただ、この手の商品は先駆者がいる。クライナのHelca1で、2017年の12月に2本借りてきて自宅試聴した。あのときは、デジタルケーブルと上流の電源タップに巻いてみたが、大した有意差を感じられなかった。よって、不安も大きい。
今回はどこに付けようか。サンシャインの商品は、その使用箇所や留意点を実に細かく記載してある。同社のブログを読めば、さらに詳しい使用法が書かれていて、あまり引き延ばして使うのは効果が落ちるらしい。買ったのは１つだけなので、長くないケーブルに使ってみよう。ということで、プリに使っているEMCデザインの電源ケーブル1ｍに巻いてみる。
スパイラル状の本体をケーブルに巻くのは、Helca1でメンドクサイのは分かっていた。しかし、コイツはそんなもんじゃない。しっかり締め上げながら巻けという指示がある。実際やってみると、上手くケーブルと同じ長さに伸ばして巻くのが難しい。結局、何度も調整して装着に30分も掛かってしまった。両端をマジックテープで止める方法はHelca1と同じ。しかし、コイツは締め上げて密着させるタイプなので、これでは緩んでしまう。結局、ビニールテープで固定することにした。この作業は、本当に金子式ケーブルを作った時を思い出す。音もあのブチル巻きと同じだろうか。 ～つづく～
