昨年の暮れに隣町のショップでΛ8.24 The Professionalを試聴した。（2017.11.29 Λ8.24 The Professional参照）実は冷やかしではなかったのだ。
年の暮れは金の出入りが激しく、テンションも上がるときである。これを店頭で試聴した頃、年末の気が進まぬ付き合いに金を使うか決めあぐねていた。ならば、先に他で金を使ってしまえばあきらめ易い。このタイミングがあって、本来慎重派のオイラが勢いに任せて買ってしまったのだ。12月初頭の頃である。
あれから2ヶ月、開封すらせずに部屋の片隅に置かれていた。悩み検討した結果なら、購入して即ドキドキの自宅試聴となろう。勢いでした事は、買った時点で一段落。いつでも聴けるとほったらかしにしていたわけだ。
実は理由もあった。クライナのHelca1、TiGLONのXLRケーブル借用、カルダスもどきのＳＰケーブル導入、日本オーディオの電源ケーブル導入、そしてOCB-1SX V2の採用・・次から次への目まぐるしい更新に自宅の音は千変万化。これでは基準の音が定まらないため、落ち着くまで手を出さないことにしたのである。昔なら我慢できずにすぐ使ってしまっただろう。で、何が変わったのかも分からずに先入観だけで無理やり満足してしまったに違いない。
先日、我が家の音が次の次元に突入したと感じた。こうなると通常の入れ替えは難しい。そんなときでも、勝算がもてるのがアイテックのアクセサリーなのだ。さあ、開封するときがきたぞ。 〜つづく〜
