シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

スロウ・ウエスト

 マイケル・ファスベンダー主演の西部劇。
 先日カキコした「ジェーン」では、彼は出演を断った。その前に似たような西部劇の主演をしていたわけだ。
 話の内容が似ている訳ではなく、マジメで地味な西部劇という意味で同じなのだ。インターステラーで3時間頑張った後は、90分以内で終わる作品が観たかった。それだけの理由によるチョイスである。
 かなり批評家の評判が良いらしく、その情報だけで本作がツマラナイのが予見された。偉そうな批評家が褒める作品は、ほとんど面白くない。
 実際、90分の中で眠気が襲ってくる始末。注意力が足らない観客には、あまり親切な作品ではないため、ちょっと目を離すと分からなくなる。オイラは最後までヒロインが賞金首になっている理由が分からなかった。
 見事に地味で、リアル西部劇を全うしている。ジェーンよりもさらに地味だ。これは真面目な映画好きのヤカラが観ればよい。オイラには時間の無駄である。ただ、絵画的な西部の風景描写が美しいのは認めたい。