2018年作のハードアクション作品。
実は本作を観るつもりはなかった。ツタヤで別の作品を借りたつもりだったのに、中身がコイツだったのだ。ツタヤの店員が間違えたのである。しかし、しっかり中身を確認しなかったオイラも悪い。レシートも中身のデータが表記されているから、借りたのと違うといっても証拠が無い。まあいいや・・で観たのが本作なのだ。その割には結構楽しめた。リアルをかなり徹底して追った戦いが繰り広げられる。
主演はマーク・ウォールバーグ。正義の味方でもなんでもなく、癖の強い嫌われ者のキャラが新鮮だ。その上司がジョン・マルコビッチと、これも癖が強い。脇を演じる女優がローレン・コーハンとロンダ・ラウジー。共に顔をボコボコにして格闘するハードさで、オイラは鑑賞後ウィキを観るまでロンダとは思わなかった。
そして注目なのが、イコ・ウワイスというインドネシアの俳優。ちょっとリアルからはカラーが違うが、存在感はすごい。「レイド」を観たときは、ローカルで終わる気がしたが、今後メジャーなヒーローの可能性が高い。
本作は批評家からはボロクソらしい。でもオイラは主役の個性がユニークで、次作が観たいと思う。明らかな続編ありきの終わり方であり、責任をとってもらいたいものだ。