シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

 アウトローの続編。主演は当然、トム・クルーズである。
 アウトローはつまらなかった。そもそも、このジャック・リーチャーという主人公にまったく思い入れが無いし、ジェームス・ボンドのような魅力も感じられない。人気の読み切りシリーズ小説らしいが、法に縛られず正義を完遂する男だなんて単純すぎる。ここに金が絡めば仕事人風情になってくるが。定職も持たないで、プータローの正義漢は何をして生活しているのだ?
 2作目はコンビのオナゴが登場。たった一人で戦うのが魅力ではなかったのか。でも、この相手がコビー・スマルダーズなので許す。彼女はアベンジャーズでもっと活躍してほしいといつも思っていたので、ここで生きのいいアクションを魅せてくれて嬉しい。それに、こんなボインとは思わなかったぞ。(///▽///)
 そして娘かもしれない生意気ギャルを守る展開、このアイディアが古い。しかも2作目でやる展開ではないだろう。
 アクションはトムが主演だからもちろんスタント兼務。地味でリアルな殴り合いが主体だ。これが良いかどうかは別として、とりあえず最後まで引っ張っているのだからプロである。ジャックなんとかを知らず見ても、それなりに観られる肉弾アクションだ。
 最後のハッピーエンドは悪くない。しかし、結局このキャラの個性は印象に残らず、1作目同様の消化不良の感が強く残る。もしかして、オイラがアクション作品を観るには年寄りになりすぎたのだろうか。ジャック・リーチャーもジェイソン・ボーンもツマラナイやつだ。