シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

オーディオは詐欺か?

 趣味人を標榜しながら恐ろしい表題をしたためたものだ。
 今でこそ、オカルトチックなオーディオ・グッズにも優しい目を向ける風潮が感じられるようになったが、数年前まではネットの掲示板でオーディオのアンチ物理な商品開発とその評価に物議を醸したものであった。いや、ケーブルの素材云々に至る音質評価すら、理系硬派からはバッシングを受けて、文系のオーディオ趣味人と不毛の議論が繰り返されたものだった。当時はオイラも熱くなってバトルに参加したりしたものであったが、一度でも結論が出たと聞いた事が無い。
 接続ケーブルは物理的に適していれば音に影響は無い。あったと感じるのは先入観、プラシーボだ。と譲らない硬派もいれば、その中間くらいの立場を論理付けて公表する人もいたり、ブラインドテストをもってあれこれ論議する人もいた。未だに答えはない。むしろ、理屈を盾に反論しようが高級素材のケーブルは進化?高級化を続け、不可思議な論理のアクセサリーが続々登場しているのが実状だろう。これはどういうことか?
 世界には高級ケーブルを作る一大企業がいくつも存在し、多くの従業員が働いている。こうした存在が皆詐欺師の片棒だというのだろうか。それはないだろうというのがオイラの今に至っている。
 オカルトチックなアクセサリーも、SF映画を観るのと同じ感性でいれば何も目くじら立てるものではない。オーディオを音を聴く道具とするか、音楽を聴くホビーとするかで大きくスタンスは変わってしまう。つまり、似たようなことをしていても脳が違うフィルターを通していれば、両者はまったく異なる趣味じゃないかと思う。
 晴天の浜辺で「ほんと、海は青いね〜キレイ!」と彼女は言う。そこで「実は海が青いんじゃなくて・・」と言い出す彼氏とは反りが合うはずもない。ヘ( ̄ー ̄)ノ