シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ラックの配置

 オーディオを始めると、ミニ・システムは別としてフルサイズの機器を設置するにはラックが必要となる。

 その設置方法は大きく分けて2通りある。センターラックとサイドラックだ。希に中央配置の御仁も居られようが、それはオーディオを仕事としている人達だろう。オイラは映画も同じリビングで楽しむので、悩むことなくセンターラック方式となった。部屋に余裕があってピュアに拘る趣味人はサイドラック方式をとっている方が多い。その方が使い勝手もいいだろうし、見た目もいい。ただし、この設置法には大きな欠点がある。

 それはスピーカーケーブルがとても長く必要となる事だ。それを嫌ってパワーアンプだけセンターに置く猛者もいる。そうなると、プリ~パワー間のケーブルが長く必要となって、どっちが音質に不利かなんてテーマもあった。しかし、ここで問題にするのは趣味人の嗜みとして調整の不利益を上げたい。

 オイラの経験上、ケーブルの交換で最も音が変化するのはスピーカーケーブルだ。異論もあろうが、最近まで遊んでいたカナレ4S8に飽きてアクロに戻したら、スピーカーが変わったほどの変化を魅せた。この分かりやすい違いは活用しなくてはもったいない。だからオイラは上流ケーブルは高価でもニュートラルなものを選び、スピーカーケーブルは比較的安価な切り売りを入れ替えて調整するようにしている。

 ところが、サイドラック方式でスピーカーケーブルを長く引き回している御仁はそれが容易にできない。ケーブル狂の寺島靖国御大でも、スピーカーケーブルを交換するのは希だという。スピーカーケーブルは一番安価に大きな変化を楽しめる調整アクセサリーなのに勿体ない事だ。