シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

風立ちぬ

 2013年のジブリ映画。先日、地上波で公開していたのを録画しておいた。次女が見たがったからで、オイラは付き合いで観ることになる。
 まあ、分かってはいたがまことに面白くない。宮崎映画の中で筆頭に挙げられるつまらなさである。宮崎駿は当初、大人向きの本作を映画化することに反対していたという。そうは言っても、前作のポニョも実につまらなかった。子供向きだろうと大人向きだろうと関係ない。
 まずこの「風立ちぬ」はアニメにする必要がないだろう。楽しくないのならアニメにすべきではない。実写でこそ、この手の作品は見栄えがするというものだ。日本人と戦争を背景にした作品は、何をテーマにしようがワクワクする楽しい作品は作れない。どんな正義も認められず悲劇にしか流れないからだ。だから主人公にまったく共感できないし、これが半実話と聞いてアニメにしたことに呆れる始末。
 長女が劇場公開時早々に観に行ったが、ツマラナイの一言であった。実に素直な感想だ。宮崎作品はナウシカラピュタ、トトロこれだけでいい。後は考えすぎ。(´。` ) =3

本来、「風立ちぬ」とはこれである。ヘ( ̄ー ̄)ノ