シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

オプソル 端子クリン

 AV機器の接続端子を磨くヒット商品。実はこの手の商品は昔からあって、オーディオテクニカだったかな・・使っていたこともあったが、高価であった。よって、しだいに無水アルコールと幼児綿棒が定番になっていったものである。
 今回、これを入手したのは前回のケーブル継ぎ足しの時だった。せっかくだから端子を磨こうと思うが、XLR端子はクリーニングしにくい。メス側は綿棒が入らないからだ。そこで目に付けたのがオプソルの端子クリンXLRキットというわけ。1800円の価格は抵抗があるけど、パンドー29Dと併用すればなお良いと店長に勧められた。
 実際に使ってみよう。・・なんだあ?雄雌供にスカスカじゃないか。(# ゚Д゚) 取説を見ると、緩い場合は四方に当てて磨いてくれとある。あまりゴシゴシ感が無いので、磨けた気がしない。それでも黒い汚れが付着しているので2本目を使ってみると、こっちは結構差込みがキツイ。つまり、日本製のくせに商品のバラ付きがあるようだ。
 音はSNの向上、それに尽きる。一聴して静かになった感覚と、無音から音が立ち上がるリアリティがそれを感じさせる。また、高域の雑みが減少しているので透明感も明らかに違う。ベールを剥いだという言葉どおりだ。
 今の音は、以前のマッキンMC252からアクロの6N線を曳いた頃よりスッキリ傾向ではあるが向上している。ボーカルの細かいニュアンスが克明で、抑揚や感情表現にゾクっとさせられる。これはまろやかに振った調整では得られない。やはり、弁当箱より小さいデジアンに電話線のコンビがFALにはお似合いか。