シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

季刊・オーディオアクセサリー155号

 新刊が出るたびに紹介してる状態となった。話題になるレベルでなければネタにする必要はない。今回は、オマケCDとして、ヴィーナス・レーベルのSACDシングルレイヤーサンプルが付いているのだ。
 誌面そのものは大した事はない。よくある年末のベスト選びでお茶を濁しているだけだ。まあ、そんな中で注目したのは、アイテックがΛ3.16の新商品、「Λ3.16mini The Premium」を開発し、それがオーディオアクセサリー銘機賞の金賞と特別開発大賞に選出されたことぐらいだ。これについては近日中に詳細をリポートすると予告しておこう。
 さて、本誌を買う気になったのはオマケである。まず、SACDシングルレイヤーのサンプルCDというのがすごい。それも私的に好きなレーベル、ヴィーナスレコードというから嬉しいではないか。寺島靖国御大もオススメのレーベル、オイラはこのエディ・ヒギンスに嵌ったものだった。 選曲を見てみると、なんとオイラが持っているCDは1枚しかない。(´ε`;) よって、その多くが実に新鮮。しかし、ただ聴くだけでは芸がないので、持っているCDと比較試聴してみよう。まあ、これもあまり意味がないことは承知の上だ。(2013/7/25「SACDは高音質か」を参照。)
 11曲目のエディ・ヒギンスの「ゴールデン・イアリングス」をサブシステムで比べてみると、こりゃ予想以上に違いが大きい。自前のCDの音は、SACDシングルレイヤーと比べると古色にかすれた音色に聴こえる。もちろん、SACD盤を聴くまではそんな印象を持つことなかった。SACDは滑らかでいて音がハッキリしている。普通ならSACDに軍配を上げるところであるが、ジャズはクリアで美しければいいというものではない。誌面のヴィーナス代表のコメントを読むと、SACDの優位性云々の企画ではないようだ。
 早くも隣街のショップでは、SACDのヴィーナスレコードが多数置かれていた。オイラは買い直す気はまったくない。