シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ノードスト MAGUS

 MAGUSを手に取りレジに行くと、店員がニヤついている。「やっぱり手をだしましたね・・」みたいなニュアンスが感じられるじゃないか。

 現用のアクロテック6N-P4020のフルテック仕様を改めて聴くと、やっぱりいい音だ。何も不満を感じられない。変える意味は?と言われると自分でも返答に窮する。趣味人は好奇心が強いのだ。パワーアンプ以外は2芯の電源ケーブルで通してきたが、3芯ケーブルが一つ増えてもアースループによるノイズは発生しないはず。機器内のアースが接続されていても、コンセントの金属パーツでループができても、アースラインノイズフィルターが防波堤となる。比較試聴のソフトはあえて紹介しないが、X-03SEと相性の良いサブシステムを使うため耳タコCDは使わない。では・・

 おっほ~ (;゚ω゚) 電源ケーブルでこんなに変わったのは初めてだ。メリハリが際立って一切曖昧なところが無い。エッジが効いて音像がクッキリ立つのだ。それも尋常ではない強固な音像である。これはキレやスピード感に魅力のあるCDで特に感じる。フワっとした音場に包まれる曲ではダメだ。スピードを重視するメーカーだけに、魅力をもたらす曲も分かり易い。

 まったく引きずらない打音に圧倒される。決して量感は無いのだが、痩せたり硬質になったりしていない。加味された響きや色気のようなものは無い。それだからか、余計なものが無い分SNが高い気がする。とてもスッキリ聴こえるのだ。大音量にすると大変バランスが良いストレートな音に感心した。この音を体験してしまうと、不満の無かった前のケーブルには聴きやすいトロミを纏っていたのがよく分かる。不思議なのは、これだけカチっとした音でも聴き疲れしないこと。もしかしてカマボコ特性なのではないか?電源ケーブルで考えにくいことだが、それなら大音量で小型スピーカーが歪まないのも分かる。

 このケーブルはまさにX-03SEのパフォーマンスにピッタリだ。オイラの目的に見事に合致する。今回は勘が冴えたなあ・・大当たりだ。