シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

2017年を振り返って

 いよいよ本年も終わりだ。今年はオーディオのトピックが多かった。
 去年の年末に待望のプリ更新があり、アキュのC-2420が我が家へ。正月から使いこなしに没頭したものだった。そして、アイテックのΛ8.24を導入。実はこれ、来年への伏線である。( ̄ー ̄)
 そして、バズケロさん宅訪問である。あまりの次元の違いに目が点となった。その後、ゴールデンウィークでも再訪問、近隣趣味人とのオフ会は楽しいひと時であった。
 一方、我が家ではDACの改良に4ヶ月を掛け、驚きの進化を魅せてくれた。進化といえば、オイラのオーディオ趣向も進化した。懐メロに没頭することで音の造りが前進したのだ。それまで高音質ソフトで広帯域な再現を目指してきたため、歌謡曲は自分のジャンルでは無かった。それはボーカルが引っ込む変な録音にあると確信していたのだ。しかしそれは誤りだった。
 調整しだいで懐メロが素晴らしく再現されるのが分かったからで、こんなに歌謡曲が楽しいとは目から鱗が剥がれる思いであった。
 極低周波発生装置RR-777やアモルメットコアをダブル駆動とし、さらに仮想アース対策に没頭した。Silver Minimusを導入したのを切っ掛けに、自作までして好結果を得たのである。
 この1年間で我が家のFALの音はベールを剥がしたと思う。ハイルドライバーは他のユニットと仲良くなれない孤高のユニットであった。それをフラットシステムでバランスをとったのがFALであるが、それでもハイテンションなパワーは隠し切れない。10年使ってやっと満足のいく繋がりを魅せてくれた。これはボーカルの心地よさに注目した調整が光明だったのだと思う。
 他界された山中敬三評論家は、自宅の天井に届きそうな広帯域弩級システムでクラシックを聴きながら「オーディオは中域だ。」と言った。今は分かる、けだし名言だ。
 それでは皆さん、良いお年を!