シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

レッド・ブレイド

 2018年製作の和製ファンタジーアクション作品。

 いじめられっ子が本の世界に入って忍者になり、悪い奴らをやっつける話。アクションがウリなので、幼稚なストーリーと稚拙な演技は目を瞑っていこう。しかしその肝心なアクションすら納得がいかず、これが映画の枠だということに驚きだ。

 原作を園子温が書いて、アクション指導を坂口 拓や稲川義貴がやっているというので観たのだが、これはユーチューブの「拓ちゃんねる」でやったほうがいい。たしかに坂口 拓のソードアクションにはキレがあって見応えがある。しかしそれはどう観ても現代戦刀術にアクロバットを加えたものだ。ならいっそのこと、演出を考えずに稲川義貴の思うままハードにやったら面白かっただろう。「今までの忍者の常識を覆す、世界初のリアル忍者映画がここに誕生!!」と言うキャッチコピーは明らかに詐欺である。

 主役が小倉優香というグラドルなので、そもそも期待してはいけなかった。それでも忍者の世界に紛れ込んで、この世界で生きたいと決意したのだから過酷な修行があるかと思いきや、忍者コスプレで女学生ゴッコとは・・コメディだったのか?

 すべての役者、スタッフの名を汚す愚作なので、まともに観てはいけない。唯一、クライマックスにミニスカートで戦う小倉優香の白いパンチラだけは見所で、ここはリピートする価値がある!(๑¯ω¯๑)


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