シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

新型コロナを見直す

 新型コロナの現状は、中国では別のヤバイ病気かと疑うほど深刻化している。先日、日本でも死者数が最高数となった。にもかかわらず規制を撤廃し、感染予防の徹底化を促すマスコミPRは影を潜めている。さらに、国は金が掛かり過ぎるから新型コロナを2類から5類の感染症に格下げしようと画策している。長期化の疲れで「もう多少死人が出ようが元に戻そうぜ・・」という気運だ。経済優先である。初めの頃、この経済優先政策を打ち出したブラジルは非難の目で観られたものだが、結局そうならざるを得なくなった。

 こんな世相から、新型コロナの危機感が薄れてきた。以前と違ってオイラも例外ではない。先週、施設から山の神の親がコロナ陽性の報告がきた。症状は大したことないので安心したが、実は陽性発覚の2日前に山の神が病院へ付き添っている。症状が発現する2日前には無症状感染している可能性があり、これはやばいかな・・と思っていたら、その5日後に喉が変で寒気がすると言い出した。ここまで来て、オイラもスイッチが入った。狭い我が家で感染対策をし、ネットで新型コロナの対応情報を改めて収集し直す。抗原検査キットを薬局で買ってくる・・etc やっと以前の危機感を持った自分に戻ってきた。

 幸い、発熱も平熱レベルを越えず、他の症状もハッキリ発現しなかった。抗原検査は陰性だ。身近で直面しないと、見えない恐怖は実感できないものである。今回の一件は、良い教訓になった。国や自治体の対応方針も再認識し、検査ができなければ結局判断できないと言う事実も知った。また、同居する二人のムッス~とも状況認識共有のコミュニケーションを持てたのも収穫であった。

 経済優先に振った国の方針で、どれだけ悪化しようが危機感を煽らなくなっている。だからといって気を緩めてはならない。