シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

2018年を振り返って

 2018年も終わろうとしている。未だに続いているオイラのオーディオ。今年はどうだったのか。
 実はまったく大物機器を更新していない。昨年と変わらぬ顔ぶれだ。そろそろCDPを更新したいと思ってはいるが、替わるものが見当たらないでいる。そんな中で、今年は大きな満足感を得る音が実現している。
 もちろん、これを読む御仁は単に分解能や透明感が優れているという物理的な事だけを言っているわけじゃないのは分かるだろう。大音量でいつまでも聴いていられて、同じ音楽で何度も鳥肌が立つ音である。今年に入って何が功を奏したのか思い返してみよう。
 エポックメイキングだったのは、やはりアイテックだ。ここの商品は音楽の美味しさをグっと盛り上げてくれる。玩具にしか見えないΛ8.24 The Professionalを、勇気をもって導入して本当によかった。オーディオは低域や高域を操作するのにさほど苦労しない。対して、イコライザー無しで中域を調整するのは実に難しい。歌謡曲やヘビメタが感動的に美味しく鳴るようになったのは、この中域の充実に他ならない。それをもたらしてくれたのがこれだった。
 それと、アース対策だ。しかし、ベテラン猛者の趣味人のように徹底した専用アース工事をしたわけじゃない。オイラがやったのは、各機器のアースループを断ち切って個々にローカルアースを施すことだ。そのためには電源ケーブルを工夫し、備長炭で仮想アースを自作もした。その結果は、想像以上の高SNと音離れの良さを引き出し、音場からスピーカーは完全に消えた。
 この2つの相乗効果が今年の最大収穫だ。ここから手を入れるのが怖いほど、現在の満足度は高い。さて、来年はどうしようか・・ゆっくり考えよう。それでは皆さん、良いお年を!