シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ブラック・ウィドウ

 2021年公開のマーベル・シネマティック・ユニバース24作目で、無論超A級である。

 本作は「シビルウォー/キャプテンアメリカ」で分裂したアベンジャーズの一人、ブラック・ウィドウのその後を物語としたスピン・オフである。よって、他のアベンジャーズは出演しない。つまり、演じるスカーレット・ヨハンソンのための作品であって、そこにこれだけの物量とアクションを投じたのだから凄い。特に、あり得ないアクションをリアルに見せるためのCGが見事だ。

 話は彼女が苦い過去と決別するための戦いを描いたもので、昔からあるプロットであるが、幼少の頃の偽物家族が結集して本物になっていく過程が実に面白い。笑いの要素がセンスよく機能していて、妹役のフローレンス・ピューが主役をパロったような可愛さが印象的だ。でも、母親役のレイチェルワイズが何故か一番スタイルが良く魅力的である。オルガ・キュレンコがあんな役で登場するなんて・・ショック Σ(T□T)彼女を使う理由が分からん。おっと、忘れてはいけないのがエヴァーちゃん。この子はお母ちゃんを超えるぞ!

 マーベルのヒーローも世代交代しなければならんので、ウィドウが若くてコメディもイケルなら歓迎だ。「エターナルズ」がコケたのでこの先どうするのだろうか。ドクターストレンジが中心となった新しい世界でもいい気がする。


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