シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

手詰まりからの脱却 その2

 借りてきたオーラルシンフォニクスのAS-1  PLUS、さっそく聴いてみよう。と、思ったがトラブル発生。片チャンネルから音が出ないぞ?LRを入れ替えて見ると反対側の音が出ない。こりゃだめだ!さっそく返却、「これ、たぶん断線してるよ。」同じケーブルがもう一組あるので借り直す事に。このタイミングで気になっていた別のケーブルも同時に借用することができた。それはDH LabsのシルバーパルスRCAだ。

 これに興味があったのは、プロユースにも引き合いの多いDHラボが、細い銀メッキ単線をノンシールドで手作りしたというからで、明らかに強い趣味性が伺える。それが何故か新品のまま中古扱いになっているのだ。オイラが試聴すると未使用ではなくなってしまうので、借用願いを言い出せずにいた。借りられてラッキーである。

 それではAS-1  PLUSとシルバーパルスを聴いてみよう。DAC~プリ間のアコリバLINE-1.0R-TripleC-FMをリファレンスとして交換してみる。

 まずは店員お勧めのAS-1  PLUSから。なるほど、若干広がりがコンパクトなためか大人しく聴こえる。ジャズベースは十分だがオーケストラの低弦がやや軽い。これを聴くとアコリバが煌びやかに感じる。ナチュラルな方向に振った音作りと感じた。派手さは無いが玄人好みと言えそうだ。

 そしてシルバーパルス。こりゃまた驚き。w(゜o゜)w その貧弱そうな見掛けとは真逆の力感、メリハリに圧倒される。これは、今まで体感した事のない音色の濃さがそうさせている気がする。まるで画像編集で色乗りとコントラストを強調した写真のようだ。しかし太めにならないので不自然でもない。音場の広がり方がフワッではなく、スパッっと高速に拡散する。SNが低下した印象は無い。この濃い味は次のステップを感じさせた。よって、シルバーパルスは即導入だ。