シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

米軍極秘部隊ウォー・ピッグス

 2015年制作のB級戦争アクション映画

 本作は第2次世界大戦末期の歩兵部隊による話で、選抜された問題児チームがドイツの長距離砲を破壊するまでを描く。今時、第2次世界大戦を舞台とする作品は少ないのでつい見たくなってしまった。「コンバット」世代にはとても懐かしく、将校と軍曹の確執や、緊張感のない風情などは当時のTVドラマを手本にしているようだ。

 主演はルーク・ゴス、「ヘルボーイ/ゴールデンアーミー」で敵の王子を演じた人ね。素顔はこんなだったのか・・結構いい味出してる。脇をドルフ・ラングレンミッキー・ロークが固めているので見掛けは豪華。また、原作や脚本を書いた若者まで役者として出演しているのがユニークだ。

 実に楽し気な訓練や安心感のある敵地潜入に拍子抜けしてしまうが、まあ昔の戦争映画は皆そうだったので郷愁があっていい。ドイツの戦車や武器などが結構マニアックに描写されているので、おそらくこの三流監督の趣味性が出たものだろう。金を払って観るほどではないが、暇つぶしにTVで観るには悪くない。


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