シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

手詰まりからの脱却

 今、オイラのオーディオは手詰まりである。

 これまでは、やりたい事や対策すべき事が何の苦労も無く見つかった。初めは紆余曲折もあったが、好みの音を自覚して経験を積んでからは着実に進歩してきたと思っている。それがもう、手を付けるところが見当たらなくなってしまった。

 ではオーディオのゴールなのか?いや、この世界にゴールは無い。主要機器を更新すればさらなるスタートが始まる。ところが今の主要機器は変えたくないのだ。壊れれば別だけど・・満足できる音が出てしまったので、今時の高価なアクセサリーも買う気になれない。「ならば、やっと音楽に没頭できるじゃないか!」と言われそうだが、目的が達成されてしまうと音楽も聴かなくなってしまうのだ。どうしたものか・・

 こんなとき、外からちょっとした声が掛かると動き始めるもので、懇意のショップの店員から「このケーブル、すごくいい音しますよ。」と勧められたのが切っ掛けとなった。それは中古ケーブルのワゴンにあって、古そうなので見向きもしなかったものだ。

 見ると、AURAL SYMPHONICS  AS-1  PLUSとある。オーラルシンフォニクスといえば、寺島靖国御大が黒蛇、青蛇とあだ名をつけて愛用しているやつだ。見てくれは硬めのシースで、プラグがスプリングロード式なのが珍しい。実は別のケ-ブルに興味があったのだが、中古のケーブルを勧められるのは初めての事。さっそく自宅で試聴することにした。          ~つづく~