シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け

 2018年製作のロシア製SFファンタジー作品。

 パラレルワールドを扱った作品で、ある素質の人間がその世界から存在を消され、パラレルワールドが交錯したシステムを維持する「機能者」として選ばれる。主人公はその機能者としてパラレルワールド間を結ぶ塔の検閲官にされ・・といった話であるが、素直に観て良いのか分からず分かり難い作品である。ロシア製のエンタメは独特のカラーがあり、慣れが必要だ。本作はおそらくシッカリとした世界観が原作に描かれているのだろう。映画化する上で説明不足が拭えず、展開の繋がりを掴みにくい。ファンタジーとしてどこまで納得すればいいのか考えてしまう。

 正直言って、ろくに盛り上がらないまま半端に終わってしまい、何だこれ?状態だ。「アトラクション」のヒットからSFは連作が美味しいと思ったのか、これもそのつもりなのだろう。しかし、それにしても演者に魅力が感じられない。マトリョーシカの攻撃ロボットはどういう見方をしてほしいのだ?「斬新だな~」「ファンタジックだな~」「ダセエ、笑える~」どれが正解なのか、監督に聞いてみたい。


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