シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

アコリバ XLR-1.0TripleC-FM

 アコリバのXLR-1.0TripleC-FMというバランスケーブルを借りてきた。

 このケーブルは税込みで20万円を超える超高級品だ。オイラはLINE-1.0R-TrpieC-FMというエントリーモデルをDAC~プリ間で現用している。超高級品は何が違うのか・・導線が楕円単線になったり、フレキシブル銅管でシールドしているらしい。他にも細かな高級仕様が施されて5倍近い価格になっているようだ。これをプリ~パワーアンプ間を繋いでいるワイヤーワールドのエクリプス3と交換して違いを確認してみよう。ちなみに、コイツの新品同様の中古品を買う価値があるか判断するのが目的だ。最近、毎日のように聴いているので細かな違いも敏感に察知できるだろう。

 分からん・・比較試聴するときは直前に比較する曲を確認して間を置かず臨んでいるのだが、有意差を感じられない。曲によっては落ち着いた奥行きの深い印象を受けるし、フォルテの迫力が増した気もする。しかし価格を知った後だけに、優れた音がするはずだと暗示に掛かっているかもしれない。これでは気のせいレベルと言わざるを得ないな・・明日にでも返そうか思ったが、2~3枚の試聴盤を一度聴いただけで判断するのは早計だろうと思い直した。

 購入前の試聴時には複雑な心理がせめぎ合う。「高価だから良い音がするだろう」という先入観の他に、「現用のものと差が無ければそれが一番だ」という願望もあるわけで、客観的に判断するのがとても難しい。思い当たる準備不足もあるので、翌日落ち着いて再トライするとしよう。            ~つづく~

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※アコリバには金の使い道に困ったセレブのために、100万円を超えるアブソリュート・シリーズというものもある。