今年は36年務めた職場を早期退職したのが大きな転機となった。主婦に混じってパートを始めたが、こんなに体力的に大変だとは思わなかった。そんな生活を8カ月以上続けてきた今、早期退職した後悔が無い。むしろ、不思議とサバサバしている。
昨年に続いて映画館に行かなくなった。今年は「モンスターハンター」しか観に行っていない。自宅でアマゾン・プライムも観れるようになったし、新作映画も今後は劇場公開しないケースが多くなるだろう。新型コロナとのイタチごっこはメディアのあり方も根本から変えてしまった。
オーディオについてはどうか。昨年お試しで導入したシックスエレメントが効果的で、あらゆる入力端子付近に増殖した。しかしまだ増やす気だ。静電気と電磁波対策は間違いなく改善の方向に向くと思っている。今年の夏は大きな買い物があった。CECのトラポである。アナログレコードと同じ感覚で扱う機器のため、アナログをやめて久しいオイラは慣れるに時間を要した。音については、巷でベルトドライブ幻想が吹聴されていたが、別にアナログチックな音がするわけではない。極、まともな特性を見せるトラポである。目下、トップスライド式のアクリルに埃が目立つのが難点だ。最近特に感じているのが、ほとんど仕上がってしまった満足感で、これを崩して新世界を夢見る所作には踏み切れないでいる。趣味人として、硬い性格が壁になっている現状だ。
さあ、あまり明るい話題の無いまま新年を迎えることになった。来年は、何でもいいから生き返った気分を味わいたいものだ。それでは良いお年を！
