シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ローカルアースを見直す

 ローカルアースについては、2016~2017年に結構手を入れてきた。いわゆる仮想アースを各機器に単独設置することで、アースループを避けることにしたのだ。さらに、家庭用アースからノイズの逆流を嫌って、電源プラグは2ポイントにするかアースラインノイズフィルターを噛ましてきた。そこにCECのトラポが加わったので、新たにローカルアースを見直すことにする。

 CECのトラポにはベースに超薄型制振シートBタイプを敷いている。最も金が掛からない仮想アースとして、これと機器を繋ぐことにしよう。そもそも、機器の近くに大きな鉄板が浮遊状態で存在するのはノイズ的によくない。では、線材を何にするか。ここは音質的に信頼があるSPC-AVの切れ端を使おう。そしてこれを機に、いい加減だったパワーアンプのローカルアースも、直下のBタイプシートと確実に接続することにした。

 手順はまず、鉄製のシート上下の塗装をヤスリで削る。そこに銅箔の導通テープを張る。これは超薄型制振シートが薄い鉄板を緩衝材で貼り合わせた構造だからで、実質倍の容量を持たせられる。そして、SPC-AVも導通テープで機器とシートにしっかり貼ることで完成。本来なら、トラポとパワーアンプ個々に聴き比べるべきだろうが面倒だ。どうせ付けておくのだから双方とも設置した状態で聴く。

 それでは成果を試聴確認してみよう。         ~つづく~