シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

RS-SQUAREを再評価

 レクストが以前発売していたRS-SQUARE、効果が感じられず気休めで置いていた。それでも過去に変化を確認したこともある。(2014-04-07  RS-SQUARE 参照)

 先日TR-PAD-EXの実力を知って、それに内蔵しているレクストの白い瀬戸物に再び注目した。久しぶりにレクストのホームページを見ると、RS-SQUAREの代わりにR-Paⅾと言う商品が発売されている。これの構造はTR-PAD-EXとそっくりだ。やはり例の白い瀬戸物が使われている。ならば、物量に勝るRS-SQUAREの実力を再評価してみるべきだろう。オイラのシステムは、あれから進化しているのだ。

 適当に分散して置いていたRS-SQUAREを全て取り払い、同じディスクを試聴してみる。すると、気のせいかコジンマリとした様で、なんだか寂しい音になった気がする。しかしまだハッキリしない。今度は逆に無い状態で聴いてから乗せてみる。場所はトラポ、DAC、クロック、パワーアンプの天板中央だ。

 おお~これは間違いない。音圧は変わらないが音楽がパっと大きくなって聴こえる。音が片栗粉のダマのようになっていた部分がスカっと弾けて分散し、気持ちよく抜けていくのだ。2014年に変化を聞き取った時とは随分違う。比較は簡単なので何度も確認したが気のせいではない。これは絶対あったほうがいいスタビライザーだ。

 レクストのアクセサリーはどうやら振動を抑制せず、響きを心地よい方向に調整していると言っていいだろう。でなければ、こんな開放的な音にはならない。ここの会社は同じ商品をあまり長く扱わないようなので、いつの間にか無くなっているものが多い。気にしておきたいメーカーだ。